「全米7週連続TOP10! 新世紀のサドンデススリラー!!」

「あなたはいつ死にますか?」

「ファイナルアンサーは死あるのみ」

※公開時キャッチコピー

 

知っている人は知っている、人気シリーズ「ファイナル・デスティネーションシリーズ」第1作

 

監督はジェームズ・ウォン「Xファイル」「ミレニアム」の脚本を書いていた人で、これが彼の劇場映画監督デビュー作品です。

 

日本公開は2001年(米国では2000年)。

当時は新感覚ホラー映画みたいな感じで、大々的に宣伝していたと思います(少々あいまいですがあせる)

 

レンタルで観て、メチャ面白かった記憶があります。

 

2022年、この映画を観て、どんな感想を持つのか我ながら楽しみです!

 

(2000年制作 上映時間/1時間38分)

 

  ストーリー序盤

 

雷雨のなか、パリに向けて旅客機が飛び立ちます。

 

しばらくして揺れ始める機体。

 

火花と共に機体の壁が吹っ飛び、乗客たちの一部は外に吸い出されます。

 

大パニックになる機内。

 

次の瞬間、機体は大爆発。乗客は炎に包まれます。

 

 

主人公アレックスは座席で目を覚まします。

 

旅客機事故のあまりのリアルな感覚に「この飛行機は爆発する!」と絶叫し、降りようとするアレックス。

 

機内は大混乱となり、5人のクラスメートや引率する教師も、アレックスと共に機体から降りることになります。

 

そんな彼らの目の前で離陸した旅客機は大爆発してしまいます。

 

辛くも、飛行機事故から生還した7人でしたが、本当の恐怖はここからが本番だったのです。

 

 

  登場人物

 

疫病神 アレックス・ブラウニング/デヴォン・サワ

 

普通のイケメン。他のキャリアでは「NIKITA / ニキータ」のTVシリーズに出ているそうです。

 

彼の予知夢でみんなを助けたはずなのですが、薄気味悪く思われ、殆ど疫病神扱い

 

FBIからは飛行機事故の犯人と疑われ、ろくな目にあいません。

 

死の運命に気づき、みんなを救おうと奔走しますが、行動が怪しすぎて

 

「やっぱりこいつが悪いんじゃね-の」

 

と勘違いされても、仕方がない主人公。

 

 

ごっつい美少女 クレア・リバース/アリ・ラーター

 

以前、観た時は、孤独で聡明な黒髪の美少女ってイメージがありまして...

 

この子、可愛いなーって思ってた記憶があったのですが、今回映画を観直したところ、

 

「顔は可愛いけど、なんかごっつくね?」

 

と彼女の体格の良さに驚き。

 

今回、彼女の経歴調べたところ、あの「バイオハザードシリーズのクレア・レッドフィールド」役ということにまた驚き。

 

あのシリーズは全作観ているのに、全く気づきませんでしたあせる

 

とはいえ、劇中では彼女が一番感情移入できます。

 

 

  ストーリー展開

 

飛行機事故から生還した7人ですが、彼らは本来死ぬべき運命だったのです。

 

どうやら死神の世界では、それは許されないことであり、彼らに再び、死の運命が襲い掛かります。

 

次々と凄惨で不審な死をとげていく生存者たち。

 

彼らは死の運命から逃れることは出来るのでしょうか??

 

  感想

 

一番の見どころは、実のところ冒頭の飛行機事故です。

 

飛行機事故を疑似体験させられるぐらい強烈でした。当時、劇場で観たら、相当な衝撃だったのでは。

 

映画の約4分の1の尺取ってますので、製作者側の力の入れ具合がわかります。

 

「死の運命」というアイディアも素晴らしいです。

 

人間でも怪物でもなく、得体の知らない絶対的な力。

 

傍目から見れば、不運な事故死で片づけるしかない。これはホント、恐怖そのものです。

 

ただ映画自体にそこまで悲壮感はなく、むしろ主人公二人以外はどうやって殺されるんだろうってのがお楽しみポイントだったりします。

 

上映時間も約1時間40分程度で、気分転換にちょうどいい長さです。

 

それなりに楽しめましたが、アレックスのドタバタぶりが...かなりウザかったです。

 

 

満足度 65点

 

 

  おまけ

 

本シリーズの2作目以降は次の通りです。

 

「デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2」(2003)

「ファイナル・デットコースター」(2006)

「ファイナル・デッドサーキット」(2009)

「ファイナル・デッドブリッジ」(2011)

 

全部観てますが、内容は全部忘れてます...あせる