プライム見放題終了間近チェック時(2022.5.28)に、一番気になったタイトルがこの「ゾディアック」。

 

ホラー、サスペンス、シリアルキラー映画好きなら、まず知っているだろう実在の殺人鬼。地上波のテレビで取り上げたことは多々あったかと(多分)。

 

映画作られたのは知ってましたが、2007年公開って10年以上前の映画ということに驚き。まさに光陰矢の如し。

 

監督デヴィッド・フィンチャー、主演がジェイク・ギレンホール、ロバート・ダウニーJr.、マーク・ラファロと超豪華布陣。

 

上映時間2時間37分と長時間なのが気になるも、見放題終了間近(キラーワード)に背中押され、いざ鑑賞。

 

※多少のネタバレあります。ご注意下さい。

 

 

  ストーリー序盤

 

冒頭、ブルー・ロック・スプリングスの殺人から、映画がスタート。

 

深夜、車で初デートの若者カップル。

人気のない場所で車を停め、ちょっとした会話を楽しんでます。

 

そこにゆっくりと近づいてくる謎の車。

 

照明も暗めで、観ているこちらも車内からみている感じ。とても不気味です。

 

そのまま車は走り出すも、すぐ戻ってきてライト片手に男が降りてきます。

 

暗闇と逆光で観客には姿はみえず。

 

警察かと思い、男の子が免許証取り出そうとしたその瞬間。

 

いきなり発砲。飛び散る鮮血。

 

えげつなく、執拗に二人は銃弾を撃ちこむ犯人。

 

惨殺された様にしかみえませんが、奇跡的に男の子だけは助かります。

(二人とも殺された方が映画的ですが、そこが実話。殺人シーンは徹底的に事実の再現をしているとのこと)

 

一か月後、報道機関に「ゾディアック」と名乗る犯人から暗号付きの手紙が送りつけけられます。

 

ここから事件と並行して、ゾディアックの謎を追う三人の男たちの話が中心になります。

 

 

  登場人物紹介

 

敏腕政治記者 ポール・エイヴリー/ロバート・ダウニーJr.

 

「アイアンマン」「アベンジャーズ」の大富豪+天才科学者でお馴染み。キレキレっな政治記者役。

 

上司に全く忖度しない男。オシャレで自信家っぷりもカッコよしピンクハート

事件を追ううちアルコールに依存。大手新聞社も辞め、人生が転落していきます。

 

殺人課の刑事 デイブ・トースキー/マーク・ラファロ

 

きしくもこちらも「アベンジャーズ」。叩き上げのタフな刑事役です。

 

「ダーティハリー」の1作目はゾディアック事件を基にしていますが、彼はハリー・キャラハンのモデルと言われているとか。

相棒の刑事と必死に事件を追うのですが、途中、あらぬ容疑をかけられてしまいます。

 

風刺漫画家 ロバート・グレイスミス/ジェイク・ギレンホール

 

この映画のメイン主人公。良きパパで、ちょっとドジな憎めない男。

 

最後まで「ゾディアック」の謎を追い続け、危うく家庭崩壊寸前に。

個人的には「ナイト・クローラー」のサイコっぷりの印象が強いんで、別人にしかみえません。役者さんはスゲーなと改めて感じます。

 

 

  ストーリー展開

 

多くの方が知ってると思いますが、ゾディアックは未解決事件

 

事実を基にした映画なので、美女がバンバン殺され、最後は犯人と対決するシリアルキラー映画とはいきません(とはいえ、湖畔で刺殺されるシーンはメチャえぐい)

 

三人は暗号解読や犯人捜しに奔走しますが、なかなか事件解決には至らず、時だけが刻々と過ぎてしまいます。

 

グレイスミスは、エイヴリーに「ゾディアック」の本を執筆する様、勧めますが、アル中で事件への意欲も失ったエイヴリーは断ります。

 

トースキーも相棒の刑事が転属し、自身もあらぬ疑いから、事件に対する熱意は冷め、殆ど戦線離脱してしまいます。

 

残ったグレイスミスは一人、証拠集めや犯人捜しに奔走しますが、その結果、風刺漫画家を止め、再婚した妻は子供を連れて、実家に帰ってしまいます。

 

最後に、犯人とおぼしき男は特定されます。

 

ですが、あくまでこれはグレイスミスの推理です。

 

ゾディアック事件を調べると、他にも怪しい容疑者は沢山出てきます。

 

解決されないモヤモヤ感はありますが、実生活でも解決しないことは幾らでもあると思えばキョロキョロ

 

 

  ざっくり感想

 

個人的には十分面白かったです。

ちゃんとした映画観たな~って多幸感。

 

主人公の三人がみんな魅力的なのもよかった。長い映画で共感できんヤツらはキツいっすあせる

 

なので、エンドロールのトースキーの最期は哀しかった。

 

謎解きもそそられたし、数は少ないが殺人シーンの緊迫感が半端ない。

 

2時間37分の上映時間も思ったほど苦痛は感じず。ムダ描写、ダラダラ感も無し。音楽も良かったです♪

 

ただ、万人受けする映画ではなく、時間も3時間近くあるので...

 

 

一人で気長に観るのがオススメです。ウインク

 

 

満足度 80点

 

 

  ※おまけ

 

映画を観る基準に、上映時間の長さがありました。

 

2時間超える映画は、それだけで選択肢から外すことも度々(やりたいこと、しなければいけないことは色々ありますし)。

 

でも、映画の良し悪しは長さじゃないんですね。

長い映画でも、面白い映画はあっという間だし。逆もまた然り。

 

今回「ゾディアック」制覇したので、気になってた「ミッド・サマー」イケるかな。

 

でも、プライム見放題終了間近の気になる作品もたくさんあるし。うーむ。