今回も、私たちが 日常生活で経験する 「どうでもいい 一コマ」 に ついて 記します。

 

まずは 9月 7日 の 毎日新聞、「仲畑流 万能川柳」 に 載った 一句の ご紹介から。

 

 

洗濯機 あと一分の 長いこと

 

牧之原 バアバラ

 

◇

 

筆者は 毎夜 お風呂に入るのですが、そこから出ると、今日  着ていた衣類や 入浴時に使ったタオルなどを 洗濯機に放り込んで、まとめて洗うことにしています。

 

 

そして、それが終わるまで、自室で テレビなんかを見て過ごすのです。

 

 

やがて、脱水までの すべての工程が 終わると、洗濯機は 「ピー」 と 呼び出し音を鳴らして 知ら せてくれます。

 

それが 聞こえると 「どれ どれ」 と、洗濯物を 取り出しに 向かいます。

 

 

ところで、自室で待機している時、ふと 時計を見ると 「もう そろそろ 終わるな」。

 

そこで 進み具合を 見に行くと、まだ 1分 残っている。

 

これが あと 5分 も かかるようなら 自室に戻って テレビを見直すのだけども、1分後 に 終わるのならば、洗濯機の横で 待つことになる。

 

 

しかし、この間、他に することも ないし、けっこう 手持ち無沙汰 なんですよね。

 

タイマーに表示されている 「1」 の 文字を 見ながら、脱水中の モーター音が 「ガタガタガタ …… スーッ」 と 静まるのを 無心に 待っているのです。

 

―― まさに 「あと一分の 長いこと」 です(笑)

 

〔了〕