9月29日の 読売・朝刊 に 掲載された 「編集手帳」 の ご紹介です。

 

 

ジェトロ (日本貿易振興機構) の 調査は 細かい。

 

海外の カップ麺の値段まで わかる。

 

最新のデータによれば、「日清 カップ ヌードル」 が 米 ロサンゼルスで 3・69ドルで売られ、「どん兵衛 特盛」 という商品は ニューヨークの 小売りで 5・99ドルの 価格になるという。

 

今週は 円安が進み、ひととき 1ドル 150円に 迫るほどになった。

 

即席うどんが 円換算で、1000円に 近づいたわけである。

 

最近、商社に勤める方から 海外に輸出される カップ麺の “功績” を 伝え聞いた。

 

欧米からの観光客に ラーメン店が 人気なのは、まず 即席麺で味を知り、「日本に行って本物を」 と いう 流れらしい。

 

日本のラーメン店には、「1000円の壁」 が あると言われる。

 

それを 超えてしまえば 「客が寄りつかない」 との考えから、必死に 3桁の値を 守る店が多い。

 

さらに円安による 小麦高騰などが 追い打ちをかけ、材料費のコストが 経営を 苦しめている。

 

民間の信用調査機関によると、この数か月で ラーメン店の 廃業・倒産が 目立ってきたという。

 

為替相場に 節度 と いうものが あるのかどうか。

 

手間ひまかけて作る 本物の味には 不条理だろう。

 

 

この記事に ありますように、このところの物価高には ほとほと 手を 焼きます。

 

その原因には 円安とか、いつまでも続く 猛暑、それに ロシアのウクライナ侵攻など いろいろ あるのでしょうが、経済については 「素人」 の筆者には よく 分かりません。

 

それで スーパーなどで買い物をしたとき、筆者が値上げを 一番に 感じるものは、マヨネーズ なのです(笑)

 

キューピーの、チューブに入った 450g のものです。

 

 

良くは 覚えていないのですが、1~2年前で、一本 198円 くらい だったと 思います。

 

それが、今では 358円。

 

場合によっては 400円台の時も あります。

 

本当に 日によって、また お店によって値段が 変動しているように思います。

 

まあ、マヨネーズなどは、3食ごとに たっぷり食べるものでは ないのですが……(笑)

 

筆者の場合、トーストに塗って ハムを載せて 食べるか、野菜サラダに かけるか、マカロニサラダを 作る時に 使う くらいなのです。

 

それで、生粋の 「マヨラー」 では ないので、ご飯の上に 絞り出す という事は しません(笑)

 

使う量も、それこそ 450g の チューブが 一本あれば、優に 1か月は 持つような気がします ―― 厳密に 調べたわけでは ないのですが(笑)

 

それでも、価格が ほぼ倍に なったと思えば、ちょっと 悔しい(笑)

 

そんなわけで、マヨネーズが、筆者にとっての 値上げ実感商品 ナンバー ワン なのでした(笑)

 

〔 了 〕