本当に毎日が暑いですよね。

 

この暑さを 扱った 読売新聞の記事を 2 編、ご紹介します。

 

まずは昨日の 4コマ漫画 「コボちゃん」 から。

 

 

 

 

次は、本日、8月23日に掲載された 「編集手帳」 の ご紹介です。

 

 

絵本作家の 東君平さんの作風は、万物に やさしいことで知られる。

 

「秋」 と 題する詩では 風鈴を いたわっている。

 

「 夏には みんなが疲れました。

 

とにかく 夏という奴は

生き物みんなを いじめます … 忘れないで下さい。

 

風鈴も 疲れていることを。

軒下から そっと外して

やすませてやって下さいな」。

 

わが家に風鈴はないけれど、「はい、ですね」 と 返事をしたくなる。

 

異常な暑気が列島を包み、しかも 長引いている。

 

先日、メールを出そうとして 時候のあいさつに悩んだ。

 

「厳しい残暑のおり、いかが お過ごしでしょうか」。

 

立秋過ぎには 「残暑」が 決まり文句とはいえ、いつ終わるともしれない高温の中の暮らしに しっくりこない。

 

子供時分に 少年漫画に教わった 時候のギャグを思い出す。

 

「残暑って、なんざんしょ ?」。

「暑中お見舞い申し上げます」 は たしか、「しょっちゅう、お見舞い申し上げます」 であった。

 

暑すぎて へとへとになる今夏には 冗談どころか、ぴったりに思えなくもない。

 

きょうは 「処暑」。

 

残り 1週間ほどで 8月が終わり、秋を迎える。

 

ほんとかなあと、カレンダーに つぶやいてみる。

 

〔 了 〕