今回は、代金の 支払いで、釣り銭 を できるだけ 少なく したい と いう、筆者の ( ヘンな ) こだわり に ついて 書きます。

 

さて、筆者の 家 では、朝刊 を 2 紙、購読 しています。

 

読売 と 毎日 です。

 

購読料 は、読売 が 月額 3980円、毎日 が 3880円。

 

どちらも 毎月 25日 頃、販売店の 方が、家まで 直接、集金に見えます。

 

それに 備えて 代金を 用意して おくのですが、読売 の 方は 4千円 で、20 円 の お釣りを もらいます。

 

一方、毎日 の 方は、お釣りが 無いように 千円札 を 3枚 と、5百円硬貨 1枚、百円硬貨 を 3枚、50円硬貨 を 1枚、10円硬貨 を 3枚 用意します。

 

釣り銭の やり取りが 煩わしいのが 理由 なのですが、読売の 10円玉 2枚 くらい なら お互い、負担 には ならないと 思っています。

 

まあ、この辺は、好みの 問題 なのですが……(笑)

 

それで 先月、毎日 の 販売店の人が 集金に 見えたので、

「 まず 3 千円 」 と 千円札 を 渡し、

続けて コイン入れ の ふた に、それぞれの 硬貨を 重ならないように 並べて、「 8百 8十円 です 」。

 

さらに お愛想の つもりで

「 小銭が 多くて、重く なって ゴメン なさいね(笑) 」。

 

すると 店員さんは 熱の こもった口調で

「 いえ、いえ。 ピッタリ 頂くのが 一番 ありがたいです 」。

 

それから、これは 言おうか、言わないで おこうか と、少し  迷った 様子で、

「 お年寄り の お客様の 家 に 行くと、無造作に 1 万円札 を 出して、『 これで 』 と おっしゃる 方 も 多いんです 」。

 

続けて、「この間、こんなことが ありました 」。

 

「 集金を 終えて 店に 帰ると、お客様から 電話が あって、『 お釣りが 千円 たりないぞ 』 と おっしゃるのです …… 」

 

「 『 ちゃん と 数えて、お渡し しました 』 と お話 しても 『 いや、もらって ないぞ 』 の 繰り返しに なって しまって……」

 

「 とにかく、証拠に なるものが 何も ないので……。

結局、千円、お届けに 行ったんですよ 」。

 

「 そんな ことも あって、お釣りが 無いように、ピッタリ 頂くのが 一番 なのです 」。

 

「 そうかあ。 確かに ありそうな 話だな。 大変だったね 」。

 

「 いえいえ。 …… それじゃあ、また お願い します 」。

 

 

さて、ここから 改めて、「 なるべく 釣り銭 の やり取り を 少なく したい 」 と いう 筆者の、 最近の 体験談に なります。

 

先日、近所の 歯科医に 定期検診 に 行った時の こと。

 

診療を 受けて、会計すると、「 今日は 1520円 です 」。

 

サイフ を 見ると 千円札が 4枚、 小銭入れ には 514 円 あった。 

 

筆者は 内心で 「 惜しい ! 」(笑)

 

もう 一枚、10円 硬貨か、50円 硬貨か、せめて 100円 硬貨の どれかが あれば、千円札を 一枚と、硬貨で 520円、または 550円、あるいは 600円を 支払って、お釣りが それぞれ、無し か、あるいは 30円、もしくは 80円 と なり、気分的に スッキリで きたのだけど……(笑)

 

筆者は 冗談めかして、「 1514 円 しか ないよ。 でも、負けられないよね 」 と、笑顔で 言ってみた(笑)

 

続けて、千円札を 2 枚 出して、「 じゃあ、これで 」。

 

お釣りの 480 円 を 小銭入れ に 入れると、先の 514円 と 合わせて 994 円 に なったのです(笑)

 

筆者は、心の中で 「 ああ、重い 」 と つぶやいたのでした(笑)

 

 

さて、家への 帰り道。

 

「 ここまで 来た ついでに、町が 経営する 野菜の 直売所に 寄っていくか 」 と 思い付いたのです。

 

「 ちょっと 遠回りに なるけど、歩いて 10分も かからないし、何よりも いい お天気だ。 うん、そうしよう 」 と 勇んで 直売所を 目指しました。

 

それで 店内を 見て回り、買ったのは ほうれん草 と 切り干し大根。 それに 3串 入った みたらし団子。

 

 

レジ で 会計を すると、合計金額 550円 に 消費税が 付いて支払額 は 594円 !

 

小銭入れを 見ると、そこには なんと 994円 あるでは ないか(笑)

 

筆者は 500円 硬貨 と 50円 硬貨 を 1 枚 ずつ、10円 硬貨 と 1円 硬貨 を 4 枚 ずつ トレー に 置くと、心の中で 「 お釣りは いいよ 」 と つぶやいたの でした(笑)

 

さっきまで、小銭入れは ジャラ ジャラと 何枚も 入っていたのが、いまは スッキリ と 100円玉 が 4枚 だけ。

 

この 運命の 急変に、筆者は、「 まさに 人間 万事 塞翁が馬。 禍福は あざなえる 縄の ごとし だなあ 」 と 痛感したのです(笑)

 

( そんな、オーバーな 笑 )

 

〔 了 〕