「プラス思考・マイナス思考、そしてゼロ思考!」
というタイトルのメルマガを受け取りましたのでご紹介しますね。
ふだん、「プラス思考が大切」とか、
「マイナス思考は良くない」とよく言ってますよね?
江戸後期の禅僧、良寛和尚の逸話を知っていますか。
マイナスでもプラスでもない、「ゼロ思考」のお話です。
良寛の名声をねたむ一人の船頭がいました。
その船頭は、良寛が舟に乗ったとき、
川の真ん中でわざと大きく舟を揺らしました。
良寛は、川の中に投げ出され溺れます。
が、
船頭を恨むこともなく、運命を甘んじて受け入れ、死に向かいます。
その泰然たる様子に、さすがに船頭は良寛を舟に引き上げました。
そこで、引き揚げられた和尚は、何と言ったと思いますか?
「命を助けてくれてありがとう。
あなたは私の命の恩人です。このご恩は決して忘れません」
と手を合わせたというのです。
一見、プラス思考のように思えるかもしれません。
でも良寛和尚は、突き落とされたことを
マイナスにもプラスにも解釈するのではなく、
ただ水の中に投げ出された事実と一緒にいたのです。
そして、船頭のその後の人生にとてつもない影響を与えました。
良寛は、自分のためにプラス思考をしたのではないのです。
マイナスでもプラスでもない「ゼロ思考」をまず、することができたのです。
「ただ、事実を事実として、受け入れる」
これは、本当の現実主義者です。
そのあとに、プラスかマイナスか、
どう解釈するかは、あなたの「宇宙」です。
「あなたのことは嫌いだ!」と言われたとき、
「あ、そうなんだ!」とただそう言われたと
受け止めることができたらすごいですね。
そして、その後、あなたは何と言いますか?
今日は、解釈する前に、ちょっと難しいかもしれませんが、
ただ、事実を事実としてとらえてみませんか?
あ、そうそう、良寛和尚の号は、「大愚」。
どうせバカなら、大バカで!(^^)
出口光オフィシャルメールマガジン
「ゼロ思考」、おもしろいですね。
「プラス思考がいい」と聞いて、
「プラスに考えよう、前向きに考えよう」
「マイナスなことは考えないようにしよう、ネガティブはよくない」
そう努力しても、なかなかできないことも多いですよね。
棒磁石のプラス側だけが欲しいと思って半分に折ったとしても、
プラス側だけが残るのではなく、ただ、+極と-極のある半分の長さの磁石ができるだけ。
どちらか、ではない、ゼロの思考
どちらにもいくことのできる、ゼロ
それは、自由自在な立ち位置なんですね。