古くから神と仏が共に宿ると考えられてきた聖地、熊野那智。
私は和歌山県生まれにもかかわらず一度も参拝したことがない。
この地にある那智の大滝をバックにそびえるのは鮮やかな朱塗りの青岸渡寺である。青岸渡寺は寺でありながら熊野大社と一体で那智権現として栄えていたという。
明治時代の廃仏毀釈までは神と仏が一体の物として信仰されてきたそうだ。
また両親の新婚旅行先がここというから驚きだ。
毎年開かれる日本三大祭りの一つ、「那智の火祭」の日と、親父の誕生日が同じなのも何かのご縁か。
とにもかくにもこの聖地にいよいよ参拝する。
何かと出会えそうな予感がする。