僕は初めての物を買ったり、
サービスを受ける時に、
「ただ、知り合いだから」
という理由だけで、
お店を選ぶことがよくあります。
ぱっと思い出すだけでも、
美容室、電気工事、病院、
保険、デザイナー。
物なら、花、パソコンetc.と、
様々なサービスや商品を
買っているのです。
別に、その知り合いの腕が良いのか
悪いのかは知らないし、
極端に安くしてくれた訳でもありません。
買ってくれと頼まれたわけでもないし、
たかが1万や2万のお金で、
売上に貢献出来るとも思っていません。
それなのに、ただ、
その人の事を知っているから、
「何となく安心する」のです。
よほど大きな買い物なら、
慎重になると思いますが、
そうでないものは、
ロクに比較検討などせずに
決めてしまいます。
「どうせ買うなら知り合いの方が良い」
多分、誰にでも、
こんな経験はあるでしょう。
次に、安心するのが、
「知っている人からの紹介」です。
知り合いから、「あそこ良いよ」と
教えてもらうと、これまた、
よく考えもせずに買ってしまいます。
ザイアンスにもあるように、
人は会えば会うほど人を好きになり、
人間的側面を知ると、
さらに親しみを感じる動物です。
親しみを感じる知り合いのサービスや商品
(あるいは、その人から紹介されたもの)に
安心感を感じるのは当たり前ですよね。
そこで、新規客獲得の際に
重要になって来るのが、
店主の顔、もしくはスタッフの顔
人柄を見せることです。
直接の知り合いになれなくても
店主、もしくはスタッフの情報を
詳しく開示することで
十分に安心感を与えることができて
新規客の獲得に役立ちます。
最近、ネット通販やスーパーの食材で、
生産者の顔写真と、プロフィール、
メッセージ等を公開しているのを
見かけますが、飲食店でも、
それと同じ事をやるのです。
よく店頭に、
「当店は、毎日○○から直送される魚介を
使った海鮮居酒屋です。
新鮮な海の幸をリーズナブルな
お値段で・・・・・・・」などと、
お店のセールスポイントを
書いてある店がありますが、
それよりもっと有効な方法があります。
まずは、ポスターや掲示板、
ブラックボード等に、
店長の大きなニッコリ顔写真を貼り、
どんなきっかけがあり、
どんな気持ちで、
この店を始めたのか等を語ります。
だから、こんな食材を使い、
こんな料理をお届けして、
お客にどのようになっていただきたいと、
お店からのお客様に対する想いを
手紙のように語るのです。
この程度まで情報を開示して、
初めて見込み客と「知り合い」になれます。
最近、店頭にデカい板っきれを
掲示している居酒屋や和食屋を
よく見かけます。
それに、「旬味旬菜」
「彩菜工房」とか、
訳の分からない四字熟語と、
意味不明な川柳のようなものを
筆文字で書いたやつです。
あんな無機質でありふれたものに
金をかけるぐらいなら、
お店の情報を開示した方が
はるかに集客に役立つことは
間違いありません。
もちろん自店のホームページを
作る場合は、
いくらでもスペースがありますから、
プロフィールや今までの経歴、
趣味や特技など、
自分の全てをさらけ出すつもりで
もっともっと深く詳しい情報を
切々と語りかけると良いでしょう。
正直に書けば書くほど、
好感を持ってもらえるのは
間違いありません。
恥ずかしいのか、
前面に出たがらない経営者の方も
いますが、純粋にお客様を
増やそうと思うなら、
それは大きな間違いです。
料理の美味しさや
お店の雰囲気等だけで勝負していると、
飽きたら簡単に浮気されてしまいます
でも知り合いの店なら、
少しくらい料理に飽きたとしても
「あなた」に会いに
来てくれるのです。
あなたやスタッフの人間性、
人柄を積極的に押し出し、
ぜひ「知り合いのお客様」を
増やしましょう。