【グルメ】創業451年!!やばくないですか?~天正3年から続く本当の伊勢名物・二軒茶屋餅~ | zeronote52~それなりに生きて、だいたいこんなもん~


いつも読んでくださって、ありがとうございます。
突然ですが……
『夫婦で、ふしぎ発見!!』のお時間ですwwww
今回、私たちが訪れたのは――
三重県伊勢市。
そして、
創業451年!!
……いやいや。
やばくないですか?wwww
451年ですよ。
451年。
人間なら、もう何世代どころの話ではありません。
私なんて、まだ人生の半分ちょっと。
それなのに、このお店は、
私の人生を9回くらい繰り返しても、まだ先輩。
そう考えると、急に自分が新人研修中のような気分になります(笑)。
今回訪れたのは、
二軒茶屋餅角屋本店さん。
なんと、
天正3年(1575年)創業。
現在まで続く、伊勢の老舗です。
天正3年と聞いても、普通の人には少しピンとこない。
でも私には、すぐに浮かびました。
「長篠の戦いの年じゃん……」
織田信長・徳川家康連合軍と武田勝頼軍が戦った、あの長篠の戦い。
そんな時代に、
「ちょっとお茶でも飲んでいきますか」
と始まった茶屋が、
451年後の今も続いている。
……
歴史のスケールが大きすぎて、
「老舗」という言葉だけでは足りない。
もはや、
生きた歴史資料です(笑)。
そもそも、なぜ「二軒茶屋」なのか?
二軒茶屋餅角屋本店さんは、伊勢神宮を目指して船でやって来る「舟参宮」の船着き場で、旅人をもてなす茶屋として始まったそうです。
当時、この場所には「角屋」と「湊屋」という二軒の茶屋があり、それが「二軒茶屋」という名前の由来になったと伝えられています。
そして、旅人に出していた餅が、いつしか
「二軒茶屋餅」
と呼ばれるようになった。
現在の二軒茶屋餅は、薄い餅皮でこし餡を包み、きな粉をまぶした、とても素朴なお餅。
でも、その「素朴さ」がいい。
今の時代って、
「新しい!」
「映える!」
「限定!」
「進化系!」
みたいな言葉が、あちこちから飛んできます。
もちろん、それも楽しい。
でも、たまには逆方向もいい。
「昔から変わっていません」
という強さ。
これ、考えてみると結構すごいことです。
実は、ここを知ったきっかけは「カンブリア宮殿」
私が二軒茶屋餅角屋本店さんを知ったきっかけは、以前テレビ東京の**『カンブリア宮殿』**で紹介されていたのを観たことでした。
2025年1月16日に放送された、
「400年企業 第2弾 伊勢から世界へ 大躍進の舞台裏」
という回。
出演されていたのが、21代目の社長・鈴木成宗さん。
番組では、創業450年の老舗餅店が、なんとクラフトビールの世界へ挑戦し、現在では「伊勢角屋麦酒」として国内外で知られる存在になっていることが紹介されていました。
ここが面白い。
普通に考えれば、
「451年続いているなら、昔ながらの餅だけでいいじゃない」
と思ってしまう。
ところが、そうじゃない。
伝統を守りながら、
新しいことにも挑戦する。
その代表が、
クラフトビール。
えっ?二軒茶屋餅とクラフトビール?
私、知りませんでした。
二軒茶屋餅角屋本店さん、
実はクラフトビールでも有名なんです。
現在の事業は、二軒茶屋餅だけではありません。
食料品の製造・販売として、
・二軒茶屋餅などの生菓子
・伊勢角屋麦酒などのビール類
・味噌
・醤油
などを手掛けています。
さらに飲食店の運営、人材育成のための教育、コンサルティングなども事業として行っています。
つまり、
「餅屋さんだと思って行ったら、実はかなり幅広い会社だった」
ということ。
しかもクラフトビール事業を始めたのは1997年。
「伊勢から世界へ」を掲げ、酵母の研究にも力を入れ、世界的なビールコンテストで評価されるまでになっています。
『カンブリア宮殿』では、このクラフトビール事業への挑戦が、決して最初から順風満帆だったわけではないことも紹介されていました。
世界的な賞を獲っても、すぐに経営がうまくいくわけではない。
ここがまた面白い。
賞を獲れば売れる。
……そんなに人生は甘くない(笑)。
「続ける」って、ものすごく難しい
今回、二軒茶屋餅を食べながら、ふとそんなことを考えました。
会社でも、
仕事でも、
夫婦でも、
人間関係でも、
そして自分自身でも。
始めることより、続けることのほうが難しい。
これは、歳を重ねるほど実感します。
何かを始めるときは、
「やってみよう!」
で始められる。
でも、その後には、
思ったようにいかない日が来る。
失敗する。
迷う。
飽きる。
環境が変わる。
時代が変わる。
周りの人も変わる。
そして、
「もうやめようかな」
という日がやってくる。
それでも続ける。
あるいは、
続けるために変える。
二軒茶屋餅角屋本店さんの歴史を見ていると、そんなことを感じます。
ずっと同じことをしてきたわけではない。
時代に合わせて商いを変えながら、それでも根っこの部分は残してきた。
餅を作り、
味噌や醤油を作り、
そして今はクラフトビールまで。
時代が変われば、必要とされるものも変わる。
だからこそ、
「変わらないために、変わる」
ということもあるのかもしれません。
これって、私たちの人生にも似ている
考えてみれば、
過去の自分の行動が、今の自分を作っています。
そして、
今の自分の行動が、
きっと未来の自分につながっていく。
企業も同じなのかもしれません。
創業者が最初の一歩を踏み出し、
次の人が受け取り、
また次の人へ渡す。
まるで、
何百年も続くバトンリレー。
しかも、このバトン。
途中で落としたら終わり。
時代が変わって、
お客さんの価値観が変わって、
世の中の仕組みが変わって、
競争相手も変わる。
その中で、
451年間。
バトンをつないできた。
……
そう考えると、
二軒茶屋餅を一個食べることの意味まで変わってきます(笑)。
ただのおやつではない。
451年分の「どうする?」の答えが、ここにある。
そんな感じがしてきます。
そして、やっぱり二軒茶屋餅は美味しい
難しいことを考えながら食べましたが……
最終的には、
「うん。美味しい(笑)」
これが一番です。
薄い餅皮。
なめらかなこし餡。
香ばしいきな粉。
派手ではありません。
でも、
なんだかホッとする。
こういう味って、歳を重ねるほど好きになりませんか?
若い頃なら、
「もっとインパクトを!」
とか言っていたかもしれない。
でも今は、
「これくらいが、ちょうどいい」
が分かる。
人生も、お餅も、
少し落ち着いてきたほうが味わい深いのかもしれません(笑)。
昔ながらの味には、「時間」も入っている
二軒茶屋餅は、日持ちのする派手なお土産ではありません。
だからこそ、
その日に食べる。
柔らかいうちに食べる。
昔ながらの味を、そのまま味わう。
便利さを追求していくと、どうしても失われていくものがあります。
でも、
不便だから残るものもある。
これって、ちょっと面白いですよね。
昔の人が食べていたものを、
今の私たちが食べる。
そして、
「美味しいね」
と言う。
それだけで、
何百年も前の人たちと、
ほんの少しだけ時間を共有しているような気持ちになります。
451年続くということ
創業100年以上の企業であっても、その多くは200年未満です。
東京商工リサーチの調査でも、100年以上続く企業の大部分は「100年以上200年未満」に集中しています。
だから、
400年以上という時間が、どれだけ特別なのか。
数字を見れば見るほど、その凄さが分かります。
でも私は、
「451年だから凄い」
だけではないと思っています。
451年間、
必要とされ続けた。
地元の人に愛され、
旅人を迎え、
時代に合わせて挑戦し、
それでも二軒茶屋餅という味を残してきた。
これが凄い。
新しく始めることも大変。
でも、
続けることは、もっと大変。
ましてや、
「続けるだけ」ではなく、
必要とされながら続ける。
これは、本当に難しい。
夫婦で、ふしぎ発見!!
今回、夫婦で二軒茶屋餅をいただきながら、
「451年前って何してたんだろうね」
なんて話になりました。
もちろん私たちは生まれていません(笑)。
でも、
451年前にも誰かが働いて、
誰かが笑って、
誰かがお腹を空かせて、
誰かがお茶を飲んで、
そして誰かが、
「この餅、美味しいな」
と言っていた。
その積み重ねの先に、
今の私たちがいる。
そう考えると、
なんだか不思議です。
歴史って、
教科書の中にあるものだと思っていました。
でも実際には、
お餅の中にも歴史がある。
……きな粉まみれですけど(笑)。
これからも、ずっと続いてほしい
二軒茶屋餅角屋本店さん。
昔ながらの素朴な味を残しながら、
クラフトビールという新しい世界にも挑戦している。
この両方があるからこそ、
451年という歴史が、今も生きているのだと思います。
「昔のまま」ではなく、
「大切なものを残しながら、時代と一緒に進む」。
それって、
企業だけではなく、
私たちの人生にも必要なことなのかもしれません。
変えたほうがいいものは変える。
でも、
変えなくていいものは、大切に残す。
そんなことを考えながら食べた、
二軒茶屋餅。
地元に寄り添い、
昔から変わらない優しい味。
これからもたくさんの人の心に、
「なんだか落ち着くな」
という時間を届けてほしいと思います。
そしていつの日か――
「創業1000年!!」
なんて記事を書いてみたい。
……その頃には私は当然いませんけど(笑)。
でも、
今から449年後の誰かが、
「昔の人って、こんなお餅を食べてたんだね」
なんて笑いながら食べてくれたら、
それは、とても素敵なことだと思います。
451年続いた味が、
1000年続く味へ。
そのバトンが、
これからも静かにつながっていきますように。
そして私たちも、
大げさなことはできなくても、
自分たちなりに、
それなりに生きていきましょう(笑)。
最後まで読んでくださって、
本当にありがとうございます。
今日もあなたらしく、
良い一日になりますように。

