夫婦には、旅をする時間が必要だ。~京都府宮津市・天橋立~ | zeronote52~大人の余白~



伊根の舟屋へ向かう途中。
車を走らせていると、ふと目に入ってきた景色に、夫婦そろって、
「えっ……天橋立って、ここなの?」
思わず顔を見合わせました。
まさか、こんなところにあるとは……。
天橋立といえば、もっと観光地らしい場所を想像していたので、ちょっとした不意打ちです(笑)。
「帰りに寄ってみようか」
そう話しながら、まずは目的地の伊根へ。
そして、伊根の舟屋を歩き回ったあと。
……正直、かなり疲れました。
運転もしているし、歩いているし、年齢的にも「まだまだ若い!」と言いたいところですが、身体は正直です😂
「天橋立……どうする?」
そんな僕に、妻がひと言。
「せっかく来たんだから」
出ました。
妻の必殺技。
「せっかく来たんだから」
この言葉に弱いんですよね、僕(笑)。
というわけで、行くことになりました。
ただ、その前に問題がひとつ。
お腹が減った。
ものすごく減った。
そんなタイミングで、大きな看板が目に飛び込んできました。
「お菓子の館 はしだて」
そして、そこにあったのが、お餅の入った「あんぱん」。
……これは、行くしかないでしょ(^^)
店内に入ると、なんともいい香り。
パンの焼ける香りって、どうしてあんなに食欲を刺激するんでしょうね。
お腹が空いているときは、もはや反則級です(笑)。
すると店員さんが、
「できたて、食べられますよ」
と。
その瞬間、疲れていた身体が少しだけ復活しました。
できたてのあんぱんをいただいて、さらに店員さんの優しい対応にも癒やされる。
人って、空腹が満たされるだけで、こんなに機嫌がよくなるんですね(笑)。
さて、充電完了。
向かうは、天橋立ビューランドです。
ところが……。
ここからが、ちょっとした試練でした。
駐車場にたどり着くまでが、なかなか大変。
道は狭いし、人通りも多い。
「えっ、踏切まであるの?」
と、少しゴチャついた道を慎重に進みます。
旅先では、こういうことも含めて思い出になるんですよね。
ようやく車を停めて、リフトで上へ。
高いところへ上がっていくにつれて、少しずつ景色が開けていきます。
そして、目の前に広がったのが――
天橋立。
「なるほど……これが天橋立か」
日本三景のひとつとして知られる景色を、夫婦で眺めます。
天橋立ビューランドには、子どもが楽しめる遊具や食事ができる場所もあり、家族連れでも楽しめる雰囲気。
サイクルカーに乗って、天橋立を眺めるのもなかなか気持ちよさそうでした。
この日は特別な休日というわけでもありませんでしたが、外国人観光客の方も多く、なかなかの賑わい。
……そして僕はというと。
人混み、ちょっと苦手です(ToT)
妻には楽しんでほしい。
せっかくここまで来たんだから、ゆっくり景色を楽しんでほしい。
その気持ちは、ちゃんとある。
でも、その一方で、
「そろそろ帰りたいな……」
という気持ちも、ちゃんとある(笑)。
大人の旅って、案外こういうものなのかもしれません。
「楽しませてあげたい」と思う気持ちと、
「早く家に帰ってゆっくりしたい」という気持ち。
どちらも本音。
でも、そんな小さな葛藤も含めて、一緒に旅をしている。
だから、あとになって思い出になるのかもしれません。
今回、伊根の舟屋も天橋立も、僕たち夫婦にとって初めて訪れた場所でした。
運転は、なかなか大変でしたけどね(笑)。
それでも、
「来てよかったね」
そう言える場所が、またひとつ増えました。
夫婦って、毎日一緒にいるからこそ、いつの間にか「一緒に何かをする時間」が少なくなっていくものです。
仕事。
家事。
それぞれの予定。
気がつけば、一日が終わっている。
だからこそ、たまには少し遠くへ行く。
知らない景色を見て、
「えっ、ここなの?」
なんて一緒に驚いて(笑)。
お腹が空いたら、できたてのパンを食べて。
疲れたら、「もう帰ろうか」と言いながら、もう少しだけ歩いてみる。
そんな何気ない時間が、夫婦には必要なのだと思います。
旅は、遠くへ行くことだけが目的じゃない。
一緒に見て、一緒に笑って、
「またひとつ、思い出が増えたね」
そう言える時間をつくること。
それが、夫婦の旅なのかもしれません。
次は、どこへ行こうか。
……できれば、もう少し運転が楽なところでお願いします(笑)🚗💨
でもきっと、妻からまた言われるんでしょうね。
「せっかく来たんだから」
……はい。
その一言には、たぶん今回も勝てません😂

