【新日本ファクトチェックセンター】
前回に続き都知事選の考察を。今回はタイムリーな話を考察。前回記事(その143)は以下。
■蓮舫は結局いつものダブスタで自分だけ平然と「ボーナス満額受給してから辞職」に走るのか?
既に「都知事選への出馬=参院議員の辞職」を公式表明している蓮舫が、何故かまだ「参院議員の辞職」を実施していない?件について。
「これ、どういう問題なのですか?」
今回の都知事選へ出馬する以上、遅くとも告示日の6月20日迄には蓮舫は参院議員を辞職しなければならないはず。
そのタイミングが6月1日より後になるのか前なのか(ちゃっかりボーナスを満額受け取るつもりなのか否か?)、それが問題視されている訳だ。
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「蓮舫や杉尾秀哉らが他者の【ボーナス貰ってから辞職】をあれだけ批判していた以上、当然、蓮舫は5月中には参院議員を辞職(6月1日のボーナスは受け取らない)しなきゃウソですよね?」
「それとも蓮舫はこの件でも【他者を猛批判しながら自分や身内には激甘】といういつもの【立民仕草(酷いダブスタ)】に走るのでしょうか?」
さてなぁ。
少なくとも「都知事選出馬会見」「都知事選の為の公約作成・検討」みたいなのは「断じて参院議員の仕事ではない!」のは誰もが認める客観的事実だろう。
そして既に蓮舫は出馬会見後は「都知事選関連に掛かりきり」で、参院議員の仕事なんて6月は実質ほとんど何もしない展開は「目に見えている」訳で。
つまり道義的には「どうせ6月はほとんど参院議員の仕事をしないのだから、当然蓮舫は6月のボーナスは辞退すべき(その前に議員辞職すべし)」というのが、筋だろう。
少なくとも蓮舫や杉尾秀哉による他者批判のケースでは、そうした「道義的責任」の点だけで偉そうに上から目線の他者批判・追及で散々ドヤっていた訳で。
国民・有権者目線で言えば「あれだけボーナスの件で偉そうに他者批判しておいて、まさかそれを棚に上げて自分はボーナスを平然とちゃっかり満額受給してから辞任しようと考えているのであれば、流石にダブスタが過ぎるし論外だろう!」としか言いようがないのは確かである。
「ボーナスだけでなく、道義的には6月の給与も貰う資格はないと思いますが」
それも同感。
さて、蓮舫がこの件でどう動くのか。蓮舫の「本気度」が試される案件だと言えるだろう。
まずは5月31日の本件での蓮舫の動き。国民(有権者)は要注目の案件である。
■小池知事の都知事選出馬表明はいつになるのか?
一方で現職の小池知事は「出馬の意志は固めた」などと世間で報道されつつも、正式な出馬表明はまだである。
「小池知事は一体いつ正式な出馬表明をするのでしょうか?」
理論上で言えば告示日の6月20日まで引っ張ることは可能。
早めに出馬会見して大失敗、今も自爆気味の空回りをしている?蓮舫の自滅ショーを長引かせる上では、小池知事としては結構ジラして遅めに出馬にする戦略が有効だと考えているフシがある。
今は「小池知事がいつ正式な出馬表明するのか?」が「メディアの最大の注目要素」みたいな感じであり、「その瞬間を逃すまい!」と報道が自然と小池知事をマークし続ける展開になっている。当然、メディアへの露出も増えている訳で。そういった「副次効果」も考慮しての戦略ではないかと。
とはいえ、告示日以降は選挙戦開始であり、ポスター貼りや街頭演説などを初日からすぐに実施したいはずで、その準備期間も考えると「告示日5日前くらいが実質的なリミット」と考えられる。
都議会最終日が6月12日なので、小池知事はその日前後に「満を持して」出馬表明する可能性が高いような気はするな。
「そうであれば、まだ結構先の話ですね」