HKS GTⅢタービンとEJ20チューニングエンジンと現車セッティング WRX STI VAB | ゼロマックス南関東店のブログ

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ゼロスポーツアンテナショップゼロマックス南関東店の日常をお届けします。

 

 

 

HKSのGTⅢタービンをベースに、ECUの現車セッティングをしました。

 

ここまでは、比較的良くある話しですが、ここまで来るきっかけはエンジンブローからスタートした話しなので、道のりは結構長かった。

 

トラブルは、富士スピードウェイ走行後から異変を感じ、お客さんが大事を取ってレッカーで入庫してくれました。

 

入庫した車から出るエンジンからのカタカタ音で、エンジンを開けないとダメかもしれない。

 

となり、

 

お客さんとご相談。

 

どうせやるなら、しっかりしたエンジンと前々から予定していたタービンの交換含めてやりたいですね。

 

と、お話しを頂いたので作業スタートです。

 

まずは、エンジンの中身の状態を確認しなければという事で、見てみると、

 

 

 

 

 

 

こんな感じで、ピストンが棚落ちしていました。

 

この損傷の仕方は、燃料系のトラブルが原因の事が多いのですが、ハード的なのかソフト的なのか、ここの原因の切り分けも必要です。

 

ソフト的な部分としては、こちらの車両は、吊るし(他社製)のECUデータにハードを合わせるタイプのECUを使われていて、富士スピードウェイの全開走行は大丈夫かな?と不安な面もあったので、今回の作業で現車セッティングを行う予定なので、改善できる方向。ハード的な部分は、エンジンかかってから調査が必要そうですね。

 

作業内容は、定番のチューニングエンジンプランで進んでいたので、ピストンは鍛造ピストンに、コンロッドはH断面コンロッド、メタルも社外品のメタルを使う予定で、シリンダーブロックはダミーヘッドを使ったボーリングとホーニング予定だったので、このぐらいのダメージで済んでくれていれば、ブロックとヘッドは再利用できたので、予定通り予算内に収まりそう。

 

そんなこんなで、エンジンが仕上がり、慣らし運転をじっくりとしてもらって、

 

 

 


 

 

セッティングを行いましたよ!

 

タービン交換をしているので、

 

 

 

 

 

 

エアクリーナーは、ゼロスポーツのダイレクトフローとエアクリーナーBOXを使って、タービン前のホースも変更。

 

フロントパイプは、HKSのメタルキャタライザーに変更して、マフラーは高級品のスーパーターボマフラーのチタン!

 

 

 

 

 

さて、各部最終チェックしてダイナパック始動!

 

と言うタイミングで、冷静な倉林メカが、「何かおかしい・・・。」

 

と、

 

症状は、出たり出なかったりと厄介なパターンで、普通な顔してしばらく大丈夫なのに、何かしようとする時に突然顔を出して、ハンチングやエンジンストールをする。

 

全開負荷をかける前に、異変に気が付けたのでそこは良かったのですが、

 

う~ん。

 

色々と触った後なので、全体的に見直しが必要で、こりゃまいったな・・・。

 

と思っていると、

 

ログデータを見ている倉林メカが、「燃料系・・・。」

 

と、

 

当たりを付けて一つづつ地道にトラブルシュートを開始。

 

ソフト的に、変更した数値がハード的にコントロールできるか?

 

とか、

 

燃料ポンプとインジェクターは今回の作業で社外品に交換しているので、初期不良や取り付け不具合は無いだろう・・・。と思いながらも、燃料ポンプは一回純正に戻してみたり。

 

インジェクターは、戻すのが大変なのでどうしようか?何て話していると、

 

またまた、倉林メカが「レギュレーター・・・。」

 

と、

 

テストで使えそうなレギュレーター(純正→純正)をどっかから持ってきて、交換してみると・・・。

 

何事もなかったかのように、安定して動き出した!

 

燃圧も正常値に戻り、これで先に進めそう。

 

テストの答え合わせのように、色々とテストしても前のような症状が出ないので、大丈夫そう。

 

なんとかトラブルをブレークスルーした倉林メカは、

 

 

 

 

 

 

セッティング開始。

 

それにしても、純正レギュレーターの交換が必要だったパターンはウチでは初めて。

 

でも、今回の作業で考えると故障しそうな燃料系パーツでポンプとインジェクターは変更しているのでエンジントラブルの前から付いているのはレギュレーター周辺だけ。

 

いずれにしても、その後不安な症状は一切出ず。

無事にセッティングも完了。

 

パワーもしっかり出て、ノッキングやA/Fも共に正常、ブーストもきっちりかかる。
これで、またサーキット走行を楽しんでもらえそうかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年4月18日日曜日に富士スピードウェイにてサーキットサポートを開催します。

 

走行会エントリーはプロアイズさんのホームページからお申込みください。

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日時 4月18日 日曜日

 

スケジュール

 

受付 7:00~8:00

 

ドラミ 8:00~

 

走行 9:00~12:00(クラス分けによって走行)

 

45台を4クラスに分けて走行します。

 

参加費 23,000円

 

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