昨日は同居している夫母の95歳の誕生日でしたお祝い

 

近くに住む夫妹とその配偶者、そして夫と私と夫母の5人で

昼食にお寿司とケーキを買ってきてお祝いしましたバースデーケーキ

 

どこか外食でお祝いしたいところですが、

95歳の足はさすがに通院以外の外出には不向きでして

自宅でこじんまりとしたお祝いです。

 

脳トレの雑誌を2冊、私たち夫婦からの誕生日プレゼントです。

まだまだ頭は(私より)しっかりしていて、パズルやクイズを集中して熟しますニヤニヤ

 

夫母については何度か記しましたが、数年前に乳がん発症で左右全摘。

半年後には子宮に転移してステージ4の宣告。

高齢の為に病院側から治療はしないと緩和ケアのある病院への転院を促されました

 

高齢だから治療は無駄だと言われたも同然だったので、私は悔しくなりました。

何歳であろうが生きたいと強く願っている夫母の気持ちが伝わってきて

夫母の主治医に食い下がり、治療をしてくれる病院を紹介してもらい転院。

 

そして、入院後ホルモン治療を一か月ほど、

その後通院で一年半投薬継続中の現在・・・・


がんが消えました

 

正直、夫母が乳がんに罹患したと聞いた時、

私は葬儀の間中に動いたり立っていられるかなと不安になりました。 

夫母の年齢を考えると、寛解とかの言葉は浮かびませんでした。

手術後に抗がん剤や放射線の治療が始まり、衰えていく夫母の姿は

この先の自分の病態を映しているようにも思えました。

特に夫母への思いやりとか優しさとか特化したものはありませんが

情とか義理とかはあります。

それだけに、緩和ケアを勧められた時の夫母の絶望した姿は見ていて辛かった。

 

しかし、日に日に顔色が良くなり食欲が増し、物欲も復活!

どんどん元気になり、がん?何それ美味しいの?の状態爆  笑

 

そして、昨日は95歳の誕生日。

がん治療をしていた頃のやせ細った姿は遠い話。

今では腰回りなどふっくらして、お寿司もケーキもペロッと一人前(笑)

ビールも美味しそうにお代わりして飲んでいました生ビール

 

私が罹患している皮膚筋炎は、原因不明で治療しても治らないから難病です。

夫母を見ていると、もしかして夫母が皮膚筋炎になっても、治ってしまうのではと(笑)

元々強い生命力があるからこそ、がんに罹患しても蹴ちらしてしまう夫母ですから。

 

健康はお金では買えません。

生まれ持った運とか遺伝子とかで寿命はそれぞれです。

夫母が美味しそうにビールを飲んでいるのを見ながら、

私は夫母のこの年齢と同じお祝いは無いだろうなと、ぼんやりと考えました。

 

何故か私はこれまで幾つかの災害などは上手にすり抜けて来ました。

その時にはその場所から遠い所にいたり、引っ越した後だったりとか。

でも、皮膚筋炎と云う難病は、避けられませんでした。

 

明るく書こうと思っていましたが、薄暗くなりましたね汗うさぎ

 

いずれにしても、夫母様、Happy Birthdayでした乙女のトキメキ

 

・・・夫母が持つ生命力に脅威とちょっとの羨望を感じます滝汗