入院6日目に教授回診がありました。

翌日には退院なのに、次回入院からの免疫抑制剤使用の為の

お膳立てとでも言うのでしょうか、

お医者様の世界も大変ですニヤニヤ

 

あらかじめ、教授回診開始の時間を研修医から知らされ

何番目に来るからちゃんとベッドで待機していてね、とか

なかなかに気を遣うものだなと感心します。

いえ、診ていただく側の礼儀と云うものなのでしょうねウインク

 

で、自分の順番が回ってきたかと思しき頃

ベッドを囲むカーテンの向こうがザワザワし始めて

大名行列教授回診の医師団がやって来ます。

 

「からすねこさん、教授回診です」と、

カーテンがザァーッと開けられてニコニコと笑顔の教授を筆頭に

十数人の医師の方達。

教授にお目に掛かるのは、2022年11月以来。

お変わりなくご健勝のご様子です。

いや、診ていただくのはこちらなのですがニヤニヤ

 

研修医が私に関しての説明文を読み上げます。

その時に教授はフムフムと頷きながら聞いておられ

説明が終わると医師達にこの病気の詳細を話します。

 

その状況を私も頷きながら神妙な面持ちで拝聴しておりましたら

研修医の横にいる背の高い医師が何故か気に掛かります。

借りてきたような古びた白衣を着用、他の医師のような名札はナシ。

何故かなぁとそればかりが頭の中をくるくると……。

……あーーーっ、私をこの病院に送り込んだ紹介してくれた先生だっびっくりマーク

と気付きました。

しかしながら、あの医師はこの病院のOBと言えどクリニックを経営していて、

現在のこの病院の教授回診に紛れ込んでいるのは辻褄が合わない。

私の見間違い?

 

いや、歌舞伎町にいるようなセンスの髪型、整えた眉、カラーシャツ、

その襟元から見せつけるようなGOLDの喜平型ネックレス

マスクをしていても、その人物像に見間違いはあり得ないニヤニヤ

 

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お目に掛かるのは二回目だし、初対面は僅か一分と掛からずに

この病院に送り込まれた紹介されたのだから、見間違いかも?

 

などと頭の中がカオス状態で、教授の質問にも集中できず

目はその背の高い医師にくぎ付けとなってしまいました。

その空気を打破するかのように教授が私の上腕をさすり始めて

少し力が入ったその瞬間、「いたっ!」と、声を上げてしまいました。

やはり少しのチカラでも、痛いのは痛いのです。

教授は苦笑いをしながら、「ごめんね、痛いね。しつこい病気だもんね。」

と優しく声を掛けてくれます。

こんな優しい教授の言葉をちゃんと聞いていなかったのが申し訳ない滝汗

 

そして教授回診は終了し、軍団の皆様を見送った後、

直ぐにPCを開いて、クリニックのHPの中の院長の画像を確認。

やはり、本人に間違いはありませんでした。

本日の院長の診察予約は午前も午後も×だったし。

 

で、何が言いたいかと言うと、

教授回診だったのに、自分の知っている事柄しか出て来なくて

自分の納得のいかない事柄が目の前に現れてしまい

無駄に頭の中がぐるぐるしてしまったという事です。

いやぁ、不思議な感覚の時間でした(笑)