絶叫がカーテンの奥に消えていき、オロオロしている女医さん……
私と目が合うと、
「あのですねひふきんえんと云う病気ですが、がんにも罹っているかもしれない恐ろしい病気なんです。
お手紙を書きますからそれを持って急いで〇大学病院に行って下さい。」
え? 大学病院? がん? 紫ぼこぼこを診てもらおうとここに来たのに? 何が起きてる? ええええ?
呆然として待合室に戻り、何が起きているのか自分に問いかけても脳内カオス
会計に呼ばれお手紙を渡され、大学病院に予約を入れるよう説明を受けて帰宅の途に。。。
とりあえず帰宅して、〇大学病院へ受診予約の電話をすると二日後に予約出来ました。
ふぅーと一息ついて少し冷静になったら、 ”ひふきんえん” とはどんな病気なの?と、ネット検索開始。
……はい? 悪性腫瘍の可能性、間質性肺炎かもしれない? 5年後の生存率とか? 指定難病って?
一気に崖っぷちに立たされてしまいました。
皮膚筋炎 と正確に診断されてはいません、まだこの時点では。
〇大学病院の見立ては異なるかもしれない、ただの出来物かも。
なんて震えながら希望の欠片を握りしめていました
続きます