こんにちは!ゆるゆる発達障害トレーダーのカネさんです!
「もうちょっと空気を読んでくれよなー!」
「お前といるとなんか冷めるわー!」
こちらのブログを読んでくれてる方でそんなこと言われた経験ありませんか?
ボクは腐るほどありますねー!(^^)!
だって皆と好きなことが全然違うし、
そもそも、感性が全く違いますしね。
なので、周りの人が「芸能人の話題」や「別の人の話題」であーだこーだ言っているのを聞くと、
「なんでこんなことが楽しいの?」
って何度も思ってました
例えばボクはお酒がまったく飲めませんし、お酒の場での「あの独特のノリ」が大嫌いです。
だから、お酒の場になると、さっさと帰りたいし、
何度か「キャバクラ」にも連れてってもらったんですけど、
正直何が楽しいのかさっぱりわからなかったです。
「自分に好意を持ってない女性に高ーいお金を払って、飲めないお酒を飲むのが何が楽しいんだろう?」
ってね。
でも、みんなそれを「楽しんでいる」んだから
「ボクも楽しめなきゃいけない」
ってそうやって無理に自分に言い聞かせて、
一生懸命周りの空気に無理して合わせて盛り上がろうとすればするほど、
自分のテンションはガタガタに落ちていく・・・・(-_-;)
そんな気分じゃないのに、周りに合わせて盛り上がろうとしても苦しいだけでした。
自分はなんでこんなにも「周りと同じことを楽しめないんだろう?」と
いつも不思議でだったし、
その空気に馴染めない自分を責めていました。
でもね
周りに合わせるってそんな大事?
っていうかここまで周りと同調を求めるのって「日本だけ」みたいだしね。
ちなみに、昭和の名優「三船敏郎」は、7人の侍のときのオーデイションで、黒澤明監督に、
「君、ちょっと笑って見てくれる?」
と言われたときに三船敏郎は
「面白くないのに笑えねぇ」
と答えたそうです。
もう完全にKYな発言ですよね?
けど、そんな正直な受け答えが逆に黒澤監督に気に入られ、
そのまま黒澤映画の中枢を俳優となったそうです。
人の発する100%の本音って
「空気を読まない発言です」
空気を読んでるしゃべってる時点で”本音”じゃないじゃん?
もちろん自分がいたい組織やグループだったらその空気に合わせることが重要です。
ただそうやって空気を読まないと過ごせない場にいてなんか生き辛くありませんか?
ボクの場合はものすごく息苦しかったです(;O;)
でもね
今は違います。
「ここは自分に合う空気だろうか?」
って自分で自分に合う空気を探すようにしてるからです。
なので、どこかのグループや集団に混ざるときは
「そこが自分に合う空気かどうか?」
を考慮して探すようにしていますし、
合わなかったら、どんなに誘いがあってもお断りしています。
発達障害当事者が自分の才能を発揮していくために必要なのが、
周りに合わせることを重視するのではなく、
本来の自分に合わせること
だと思うんです。
なぜならボクたちは、
「やりたいことしかやれない人達」
だからです。
特にアスペの傾向があり、自閉傾向が強い場合は、本能が優位ですので、自分に合わなければ直ぐに拒否反応を起こしてしまうからです。
そのためには、
「お!ここちょっと楽しそう!」
って自分基準での楽しさを感じられるグループに飛び込んでみて
「自分には合うかな?」
と確かめることが大切です。
そうやって自分に合う環境を見つけた時、
発達障害独特の才能が開花するとボクは信じてしています。