こんにちは!ゆるゆる発達障害トレーダーのカネさんです!
今日は特にで写真を撮ってないので以前の「いかにも仕事をしてるっぽい写真」を使いまわしてお送りします。
この前、知人から変わった「珍味」をいただきました。
「メフン」っていう鮭の内臓の塩辛なんだけど、これがまた美味しんです!
(すいません・・・写真に収める前に食っちゃて画像がないので「メフン」を知りたい方は
こちらをどうぞ)
↓
http://www.sato-suisan.co.jp/slow_food/sfstory_15.html
両親はその匂いや食感が合わなくて箸をつけようとしなかったけど、ボクはむしろその匂いや食感が好きで一人で平らげた。
なんか不思議だよね?
一方の人にとってはその食べ物の匂いや食感は「短所」であり、受け入れ難いもので、
もう一方の人にとっては「短所」であったはずの匂いや食感は「長所」であり、むしろ歓迎すべきもの。
人によって短所だと思ってたものは実は長所だったり、長所と思ってたものは実は短所として取られたり、
受け取り方は人によって千差万別。
100%受け入れられるなんてものはないんだね。
珍味ってカレーやラーメンのように華やかさはないし、好き嫌いがはっきり分かれて万人受けは期待出来ない食材かもしれない。
けど珍味って味合えば味わうほど「クセになる」
蟹味噌しかり、鮟肝しかり、塩辛しかり、
臭うし、ビジュアルもなんか食欲をそそらない。
でも一度その魅力を知ると何度でも味わいたくなってしまう”魔力”のようなものを秘めてるし、
カレーやラーメンよりも”コアなファン”がいてくれる。
我々発達障害者も人間界において「珍味」に位置してるのかもしれないね。
クセがあるからクセになる
クセがあるから人ってそこにきっと「魅力」を感じると思うんだよね。
水みたいに「無味無臭」のなんの匂いも味もしないものって誰も興味なんて示さないですもん。
もちろんそのほうがいいってところもある。
無味無臭のほうが
「面倒がなくていい」
「好みの味に変えられる」
今の企業がほしがってる人材なんてこんな感じでしょ?
募集要項に「個性が生かせる職場です!」
なんて書いてるけど、実際ボクののような「個性的の塊」が入社してきたら困ってたじゃん?
ボクはせっかく持って生まれたクセっていう「魅力」があったのに
無味無臭で、取扱いが面倒じゃない素材ばっかり求める場所で受け入れてもらいたくて、
せっかく「人を魅了するかもしれないクセ」を
「邪魔なもの」
「人を不愉快にさせるもの」
って一生懸命そのクセを克服しなきゃって無駄に頑張ってた。
そのクセがボクという人間の特徴で「いいとこ」でもあるのにね?
塩辛だってキムチだってタクアンだって発酵したときにでるあの匂いと食感と独特のクセがなきゃただの「イカ」だし「白菜の塩漬け」だし「ダイコン」でしょ?
あなたが持つ特性を「嫌い」っていう人もいれば「絶対あなたじゃなきゃダメ!?」って言ってくれるコアなファンだってきっといてくれる。
ボクという人間は一回表面的な付き合いをしたくらいじゃ我々の本当の味はわからない。
誰からでも好かれる人でなくたっていい、一部強烈なファンを受け持つ”珍味”でいい。
だって我々は噛めば噛むほど味が出る存在なんだ。