とある金曜日。
仕事が終わった後
ミドリちゃんとご飯を食べていた。
あの一件があってから、
ミドリちゃんは猫宮さんの話をほとんどしなくなった。
それが無くても
話のあちこちから
楽しく研修していることがわかるので
羨ましく思いながら聞いていた。
そろそろ帰ろうかとなった時
名波さんから電話が来た。
席を立って電話に出る。
お疲れ様です。
お疲れ。今終わったよ。
お疲れ様です。
今、ミドリちゃんとご飯食べてました。
そうなんだ。
じゃあ今日は止めとく?
ていうか、本気だったんですね。
いつだって本気だよ?
今日は珍しく早く終われたから。
もう今から帰る所ですよ。
そうなんだ。
じゃあ一緒に行ってくれる?
いいですよ。
じゃあ君の家の方向に向かって走っとくから
待ち合わせる場所決めてまた連絡して。
了解です。
私は何食わぬ顔で席に戻った。