今日は、ご自宅で「お別れ葬」をさせていただきました。
お別れ葬とは、お坊さんなどの宗教者をお招きしたり、
祭壇を設けたりせず、ご家族さまだけで故人さまとの最後
の時間を過ごしていただくお葬式です。
決まった形式があるわけではありません。
お花を入れたり、思い出の品を納めたり、好きだった音楽
を流したり、故人さまに話しかけたり。
ご家族さまそれぞれの形で、思い思いにお別れをしていた
だきます。今日も、ご自宅でゆっくりと最後のお別れをして
いただき、いよいよ出棺という時のこと。
喪主さまが故人さまに向かって、
「さよならは言わないよ!またね!」
と話しかけておられました。
この言葉が、なんとなく心に残りました。
「さようなら」ではなく「またね」。
きっと、生まれ変わってもまたどこかで会おうね、という
ことなのでしょう。
長い間、葬儀の仕事をしていると、いろいろなお別れの
言葉を耳にします。「ありがとう」「お疲れさま」
「向こうで待っててな」「また会おうな」
どれも、そのご家族にしか分からない想いが込められて
います。今日の、「さよならは言わないよ!またね!」
という言葉。なんとなく、わかる気がしました。
本当に大切な人との別れなら、「さようなら」ではなく
「またね」の方がいいのかもしれませんね。
