一時期、EV軽霊柩寝台車の導入を真剣に検討していました。
実際に試乗し、「これなら次の仕事車になるかもしれない」
と期待していましたが、最終的には導入を断念することに
しました。
まず一つ目は、走行可能距離です。
カタログ上では満充電で約257km走行できますが、夏場に
エアコンを使用すると走行可能距離は約160km程度まで
落ちてしまいます。
約100kmも短くなる計算です。
ご遺体冷却装置を車内で使用することがあるので、この差
は非常に大きく感じました。
一方、最近のEV普通車では満充電で700kmを超えるモデル
も登場しています。
同じEVなのに、ここまで差があるのは少し違和感がある。
二つ目は、最高速度です。
現在販売されている軽EVは、実質的に時速100km付近で
加速が鈍くなります。
今や高速道路では最高速度120km/h区間もある時代です。
仕事で高速道路を利用することもある私にとって、
この性能では少し物足りません。
私は、自動車メーカーの技術力が不足しているとは思って
いません。むしろ、軽自動車という枠組みや市場性を考慮
した設計・仕様になっている面もあるのではないかと
感じています。さらに価格です。
購入を検討していたEV軽自動車は約400万円。価格だけを
見ると普通車と変わらない水準です。
それにもかかわらず、航続距離や高速走行性能では妥協し
なければならない点が多く、今回は見送る判断をしました。
軽自動車のエンジンも長年、自然吸気で52~58PS前後、
ターボで64PSという性能が続いています。
もちろん64PSという数値は軽自動車規格に基づく自主的な
上限として広く採用されているものですが、現在の技術を
考えれば、660ccエンジンでももっと高い性能を実現する
こと自体は技術的に可能なのではないか、と感じます。
軽自動車の優遇税制や維持費の安さは大きなメリットです。
しかし、新車価格が普通車並みになってきた今だからこそ、
制度や車両性能のあり方についても見直しを議論する時期
に来ているのかもしれません。
もちろん、これは一人のユーザーとしての個人的な意見。
EVそのものは静かで加速も滑らかで、とても魅力的な乗り
物です。バッテリー性能や軽EVの実用性がさらに向上し、
仕事で安心して使えるレベルになれば、私は真っ先に導入
を検討したいと思っています。
日本の軽自動車は世界に誇れる技術です。その技術力を
さらに発揮できる環境が整い、日本の自動車産業がもっと
国際競争力を高めていくことを期待しています。
ではこれ位で・・・・また明日(^-^)ノ~~
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