負傷ハト

公園内をウォーキングしている時だった。

歩道の横でカラスが何かを捕まえて食べようとしていた。

鳥の羽根のようなものが散らかっていた。

特に気にせずに側を通ろうとするとカラスが少しひるんだ。

カラスがひるんだ瞬間に何かが私の方に飛んできた。

私の足元に落ちたのは、ハトだった。

尾羽が完全にちぎられて出血している。

脚は動いていなく羽根をバタバタさせて私の靴へ寄ってきた。

カラスは私が居るので寄ってこれないが近くで私が去るのを

待っている。

いきなり私に前に現れた瀕死のハト。少しその場でハトの回復

を待ったが、ちょっと無理のようだ。

私が見捨てれば間違いなくカラス餌食になる。

弱肉強食の自然界だから仕方ないかなと思ってハトに

「ゴメンな！行くで！」と言ってその場から離れようとしたが、

ハトが羽根をバタバタさせて私の足元にしがみつくように

寄ってくる。何だか見捨てられなくなったので、持っていた

タオルで包んで持ち帰った。

全然動かないので少しだけ水をくちばしに含ませて飲ませた。

くちばしが動いた水を飲んだので涼しい所に置いて元気なる

まで待つことにした。

足が折れていたら復活は難しいかもしれない。

元気になったらいいですね。

ではこれ位で・・・・また明日(^-^)ノ~

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