葬儀従事者必見 | 大阪・奈良の葬儀・家族葬ESSたねちゃんのブログ

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会館葬には無い、小さくても心のこもったお葬式を心掛けています。

葬祭業に携わる者として必ず知っておかなければならない事があります。

それはご遺体の変化に対する知識です。

長年に渡り経験を積んできた中で、

ご遺体がどのような変化をしていくものなのかは、

経験上ある程度はわかっていました。

ところが、先日スタッフが読んでいたご遺体管理に関する本を借りて読んでみて、

ご遺体が変化する理由や対処方法がわかりました。

この本は葬儀従事者には読んで欲しいと思いました。

死因によっては、ドライアイスのあてる部位も変わるということもわかります。

ご遺族の方への案内も変わってくると思います。




また、違った想いもできてきました。

それは『もっと病院と葬儀社の連携が取れないものか?』ということです。

この本は、医療従事者向けの本なのですが、

死因や既往症などによってご遺体に変化が現れやすい箇所や、

腐敗が始まる時間が早かったり遅かったりすることが記されていました。

ご遺体に直接触れる機会がある職業というのは常に

感染症の危険にさらされています。

葬儀社は勿論、死亡診断書の死因を確認します。

そこで、死因によってご遺体の扱いに気を配るわけですが、

直接的死因とは関係ない、薬の服用歴や持病までは分からないのです。

個人情報の問題等もあるでしょうが、

腐敗が進みやすい服薬や持病(糖尿病など)の既往症があった故人様の場合、

予め病院側から聞いていれば対処方法も変わってきます。

ご遺族の方には、

腫れ上がった故人様のお顔や身体などお気の毒で見せられません

たった一日で別人のように変貌された姿に、

驚愕し悲嘆にくれるご遺族の心中は察するに余りあるものがあります。

ですから、急激に変化する可能性がある危険因子が高い故人様の場合は、

辛いことですが、前もってご遺族にご遺体の変化というものをお伝えし、

心づもりをしておいておくことも必要だと思うのです。

分かってはいても、大切なご家族の変貌した姿は見たくないでしょうが・・・

何も知らないよりは、ちょっとでも「そういうことがある」という予備知識が

あるのとないのとでは受け止め方も違ってくると思うのです。

今後は医療従事者と葬儀社との連携が、

ご遺族のグリーフケアにも繋がると考えます。

今日は、一般の方には、ちょっと、きついブログでした。m(_ _)m

ではこれ位で・・・・また明日(^-^)ノ~~

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