悲しい現実 | 大阪・奈良の葬儀・家族葬ESSたねちゃんのブログ

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大阪・奈良で葬儀・家族葬・小さなお葬式をプロデュースしているESSのブログです。
会館葬には無い、小さくても心のこもったお葬式を心掛けています。

世の中には、自分の家族の葬儀に10万円も捻出できない方がいます。

京都市在住の方から問合せがありました。

弊社の10万円火葬プランを希望されていました。

しかし10万円の葬儀費用が捻出できない為、10万円火葬プランの中から

省けるものは省きたいということでした。

『役所届けは自分でする!ドライアイスは要らない!

省けるものは省いてくれ!』という具合です。

私は、『今、故人様は、今どちらに居られますか?』と尋ねると、

ご当家様は、『〇〇病院です。』と答えられました。

私は、『病院に故人様を一日預かってもらうことは可能ですか?』と

尋ねましたが、ご当家様は『それはできない』ということでした。

『では自宅に連れて帰ることは可能ですか?』と再度尋ねるも、

それも無理のようです。(>_<)

10万円火葬プランには、安置場所の料金が含まれていません。

弊社は、葬儀会館を所有していないので安置場所はどこかを借りなければ

なりません。病院からの搬送料金も含めると5万円近くかかります。

火葬料金を含めると、どうしても10万円は超えてしまう。

故人様は生活保護も受けていないようなので、私としてはお手上げです。

ご当家様もあきらめて他をあたると言って電話を切られました。

私も『お役に立てず申し訳有ありません。m(_ _ )m』とお詫びして電話を

切りました。

電話の声からするとそれなりに年配の男性の方だった。

何か事情があるのだろう。

何とかしてあげたいという気持ちは、あっても特別扱いはできない。

しかし、葬儀の依頼を受けれなかったことに自責の念に駆られています。

ではこれ位で・・・また明日(^-^)ノ~~

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