旅に出ます。そして七日ごとに関所がありいろんな仏と出会います。
初七日は、一つ目の関所で不動明王がいます。
不動明王は、右手に利剣を持ち左手に羂索(けんさく)を持ち
背中に火生三味といって炎を背負っている。

人間の罪、悪、煩悩を利剣で切ったり炎で焼ききって頂き、行者(死者)は
浄身になる。きれいな身体になるということです。
そして七日ごとに仏に出会い『五七日』(三十五日)に閻魔大王の所へ
行きます。閻魔大王は、地蔵菩薩の化身である。

三途の川を渡るのがこの日です。
行者(死者)は、生前の行いによって罪の軽重はあるが必ず極楽行きの
船に乗せてくれます。
極楽行きの船を弘誓(ぐぜい)の船と言います。
これを表したものが『一本樒』です。
この三十五日まで花瓶に水を入れてはいけません。
『一本樒』は枯れなければいけないのです。
枯れた葉っぱは大変軽い、罪の重い行者(死者)がこの船に乗っても
沈むことはありません。
そして遺族の方は、三十五日まで三途の川を水一杯のして川の流れを
緩やかにしてあげ渡りやすくしてあげます。
お供えするお水を頻繁に換えるということです。
京都の浄土宗のお坊さんのお話でした。
ありがとうございました。m(_ _ )m
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