ローバーミニ車検での排ガス検査対策 | シャア専用ZERO-CUBE戦記

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従軍5年の中堅となったシャア軍曹は曹長に昇進しました!
還暦夫婦が建てた企画住宅ゼロキューブのブログ。自らシャア専用と名付けた赤い外壁の住まいに関する出来事について(たま〜に)ガンダムテイストを交えながら書き記す、親族への報告と忘備録を兼ねた全記録。

色々忙しい中だがローバーミニの車検時期となった。
今回は余り触るところがないハズということで、簡単にグリスアップなどをしただけで5月1日の休みに車検に行った。

 

ああ、世間はGWでしたね。おかげで車検場は空いていた。
 

↓若干薄めにキャブ調整

 

↓各部グリスアップ

 

↓追い充電

 

↓検査ラインに並び中

下周りが綺麗になるラッキーなお天気。オイル漏れが気にならない(笑)

 

 

結果は左ライトの光軸ズレと排ガス検査に引っかかった。

まあライトは塗装した時に少し触ったから織り込み済みなので驚かんが、排ガスの値を聞いてビックリした。COは問題ないが、HCが倍以上とのこと。

 

最近の車の規制値が300ppmであるHCは、数字が多いと不完全燃焼してる証なのだが、我がミニの年式でも1200ppm以下じゃないといけないのに2600ppmほど出ているそう。

 

基本的にはガスが濃いとCOが上がり、薄いとHCが上がる。

 

薄くしすぎたかと思ってライトの光軸合わせに行ったテスター屋で排ガスもチェック。もちろんテスター屋さんはキャブ調整など出来ないので、ブローブ(計測器のセンサー部分)をマフラーに突っ込んだ状態で私が調整させてもらった。

ミクスチャを濃くしたり薄くしたりしてギリ行けるかというラインで再検査に持ち込む。しかし、移動中にずれるのか1600ppmと撃沈。

 

今までチョチョイと触って簡単に通ってきたガス検査だが、一旦引っかかると面倒くさいことになるのだな~

翌日もあれこれ対策して再検査に行ったが、どうしても1600ppmを下回らない。

 

 

もう、キャニスター(触媒)交換しかない。

ネットで見つけた2万円ほどの安物はインジェクション用でキャブには加工が必要と聞いていたが、そのままポン付けできた。

 

↓交換した触媒

 

↓外した触媒

こうやって見ると形状が全然違う。薄型にするため(ローバーミニはお腹を擦りやすい)だろうが、モナカを縦割りして溶接しなおしてあった。

 

↓中身は無くただの筒

 
 
なんと!外した触媒の中身は空だった。ただの筒。そういえば車を購入した時に触媒も抜けを良くする加工しているって言ってたよーな気がする。
抜けの良い音がするはずで、本当に抜けが良かった(笑)
 
こんなのでよくまあ今まで車検に通ってたな。
 
 
付け替えて本日3回目の受験。限定検査証の期限内なので排ガス検査だけで良い。少し安い手数料を払いラインを通す。
並んでる間ドキドキだったが、排ガス検査の結果HCは8ppmだった。
 
新品キャニスター恐るべし!
確かにアクセル踏んだ時のパワーは少し落ちたが、排ガスの匂いが全然違う。つーか、今まで毒ガスだったことを思い知らされたわ。目がチカチカしてたもんなぁ~
 
 
 

↓車検合格の証

今までの中央上部ではなく右下にあります。

 
 
ご存知の通り車検証も小さくなって検査標章の取付け位置も変わりましたね。
本来は右上に貼付することになっているけど、ローバーミニでは新しい指定位置に標章があると信号を見落とす可能性が高くなる。ちょうど目線の先にくるのよ。
 
検査場で貰ったチラシには「視界を遮る恐れのある車両では運転席から見やすい位置でよい」となっていたので、一番邪魔にならないフロントガラスの右下に貼ったった。
運転席から見えやすくして「うっかり車検切れ」を無くすための対策だそうだが、それより安全性の方を重視すべきだし車両特性も考慮して位置を指定して欲しいものだ。
 
 
お巡りさんに文句言われたら、どーしよ?
うむ、ケンカでも裁判でも何でも受けて立ちます。事故るよりマシだもの。
 
 

今回の車検費用

 
重量税:¥25,200
自賠責:¥17,650
手数料:¥2,200
テスター代:¥1,200×2(ライト+排ガス)
再検査手数料:¥1,800×2
プラグ4本:¥2,000(くらい)
オイル4L:¥2,000(くらい)
触媒:¥20,000
 
合計:¥75,050
 
 
でした。