カーポート施工時に作業の邪魔となる倉庫は何人かで移動させるかもしれないから中身を出しておいてくれと言われていた。二日ほどかけて2階納戸に殆どの荷物を移動している。
しかし当日来たカーポート施工業者さん二人では重すぎて移動は無理とのことで、そのまま施工することに。そのため倉庫裏の一番奥の柱だけ固定用アンカーが斜めって入っている。別の補強も入れたので強度的には問題ないらしいく、倉庫の影になる所だからこれは気にしてない。
今回はせっかく荷物の無いプレーンに近い状態に戻っているので、この機会に前からやりたかった倉庫基礎のブロックを外してみた。作業員は私ひとりだから工夫が必要だろう。前日から策を練る…、などということは全然なく、いつもの通り行き当たりばったり。
やってみないと分からん。とりあえず取り掛かる。
そもそもなぜ基礎ブロックを外すのか?
今までは倉庫に直接雨がかかっていたからサビを防ぐために足元を浮かせておく必要があったが倉庫のほとんどを覆う屋根ができてその心配がなくなったことが大きい。
実は倉庫を買った時の施工業者さんが、この車庫の床は腕のいい職人が作ったようで歪みが全くないので濡れなければ基礎ブロックは必要ないと言っていたのだ。ならば低い方が良い。
↓ほとんど屋根の下
いずれ斜めに覆って完全に濡れないようにするつもり。
屋根が出来たら倉庫を車とバイクの整備用に整理したかった。ロールカートに工具箱を載せて必要な時にはカートごと倉庫から出して使えるようにしたいと思っていたのだ。
その為には下の画像に見える段差が問題になる。高すぎてスロープを作るにしても出し入れが大変。
↓15㎝ほどの段差
この隙間にも隣家の落ち葉が大量に入っている。ブロックがあるので掃除が難しい。
↓倉庫の下
ジャッキで浮かせて覗き込んだ。奥に見えるのは行方不明だったデブさんお気に入りボール。やっぱりあった。
↓テコの原理で倉庫を浮かせる
↓天秤棒の要領
伸びた棒の先にブロック挿してバランスを取り、その間に反対側も同様にして少しずつ落としていった。
↓降ろしおわった
ブロックと倉庫の間に挟まってた5mmほどのスペーサーを敷いたのみで、ほぼ直置き。せっかくだしキレイに掃除して中も高圧洗浄。
乾いてから元通り組み付けて完了。
作業効率が悪くて仕方なかったが、これで車の元にロールカートで重い工具をまとめて移動できるようになった。今まで何度も往復してたものなぁ。
↓デブさん憩いの場
この部分は家と倉庫と車庫のおかげて常時日陰であり、建物で集まってくる風の通りが良くて涼しいためデブさんの避暑地になっている。
さて、倉庫の裏には樋のために10㎝ほどの隙間がある。現状では完全には雨を遮れないので吹き込むと倉庫下が狭いことが災いして雨の抜けが悪くなるだろう。ホームセンターで樋を買ってきて斜めに挟み込む形で横の通路に流せるようにした。
ただうかつに3mほどの樋を買ったが、前回車検の際にサビて折れていたミニの背面キャリアを外したままだった。縛る所が無い。
仕方なく長尺物を買ったときのセコ技で凌いだ。
↓串刺し(笑)
助手席側窓から斜めに入れた樋を右後部席の少しだけ開く窓から出して助手席窓で挟んで固定。
↓屋根に置いてみた
ほぼ車長と同じ。勿論いつもはちゃんとキャリアに縛ります。
小さいわりにローバーミニの積載力は高いが、これはキャリアがあっての事。
全塗装するより先にキャリアを直さなくてはならないな。