二日ある連休で犬走りDIYを仕上げるつもりだったのだが、なんと二日とも雨予報。また来週〜。
コンクリートの作業は仕方ないが、もう一つやらねばならぬ作業があった。それも急を要するガソリン漏れ。
元々燃費の悪い我が家のローバー・ミニだが、燃調だけではなくガソリン漏れも一因なのは分かっていた。いつもガソリン臭いもの(笑)
どうせキャブのオーバーフローだろう。車庫が出来てからしっかり治そうと思って放置してた所、なんとダダ洩れになってしまった。
昨日の帰り道、信号待ちの際に下を覗くと走行中も漏れているのが判った。ポタポタ程度ではない。ダラダラダラーっと流れ落ちている。
燃えるがな(笑)
今朝エンジンを掛けると直ぐに原因は分かった。燃料ポンプからのガソリン漏れがあったのだ。
ネットで調べると17,000円くらいする。どうしよう?何より、パーツが届く間車が使えないのは困る。
う~む、機械式の燃料ポンプだからモーターなどないだろうし、古いからといって内部が壊れるものでもあるまい。
ケースの合せ面からガソリンが出ているのはしっかり見えているし分解すれば液体パッキンでどないかなりますやろ。
雨が小降りなのを見計らい作業。車のボンネットを外してキャブを外し、ちょうどいい工具が無かったのでスパナの向きを変えながら少しづつボルトを緩めるなどせねばならず苦労して燃料ポンプを外した。
ダイニングテーブルの上で修理。
↓取り外した燃料ポンプ
機械式燃料ポンプは初めて分解したが面白い仕組みだ。
↓ゴムのダイヤフラム
心配してたゴム板に亀裂などの破損はなかった。漏れはケースの締め付けが緩んだことが原因かもしれない。上蓋は一方通行のワンウエイバルブになっている。
↓液体ガスケット
耐油性の液体ガスケットを使用。内部にはみ出ると燃料通路を塞ぐ恐れがあるので圧着する外周部のみに塗布。
↓組み付けて完了
黒いロッドがエンジン内部のカムに押されて前後すると内部のダイヤフラムが作動して上蓋のワンウエイバルブを負加圧してポンプする仕組み。
初めての作業だしインマニの下にあったので外すのには苦労したが、要領がわかったら組み付けは簡単で30分で完了。合計2時間ほどの作業だった。
今回ザーザー振りの中修理してたので作業中の画像は無し。メガネが濡れて見えず手探りで分解結合してたからそれどころでは無かったの。
ちゃんと組み付けできてるか心配だが完全硬化まではエンジンをかけられないので明日にでもチェックすることにしよう。
9/4追記
走行したところ、問題なく作動しておりガソリン漏れは完治してます。
車を停めてる間にガソリンがキャブから落ちてセルをしばらく回さないと掛からなかったエンジンが1発で掛かるようにもなっていた。
良かった良かった。