門柱DIY その⑨ 郵便受け/宅配BOXがついた | シャア専用ZERO-CUBE戦記

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従軍6年の中堅となったシャア曹長は少尉に昇進しました!
還暦夫婦が建てた企画住宅ゼロキューブのブログ。自らシャア専用と名付けた赤い外壁の住まいに関する出来事について(たま〜に)ガンダムテイストを交えながら書き記す、親族への報告と忘備録を兼ねた全記録。

今週は良い天気。

 

朝から予定していた宅配BOXの装着作業に入るが、その前に前回やり残した背面のブルレウッドの残りを貼り付ける。

若干の加工をして接着。ついでに前面のミニ花壇用にブロックを切断しておいた。

 

メチャ重なので苦労して宅配BOXを仮置きしたあと、タイルを当てて開き具合を見て最終的な取り付け位置を決定する。


 

この宅配BOXはユニソンの[コルディア100 ポスト有り 右開きタイプ 後出し]という製品。カラーはレザーブラウン。


↓これは逆開き

画像はメーカーサイトからお借りしたが色はこれ。






当初は門柱制作も依頼してたが宅配BOXは施主支給予定だった。早めに購入し外構工事に合わせて6月初めには届いていた。何と丸々5ヵ月も寝かせていたことになる。さぞかし熟成されていることだろう。

 

こんなただの箱が8万円もしたのに、なぜこの製品にしたか? 

実は郵便局で働くお母さんが、各家庭にある郵便受けについて一家言もっているのだ。あれは入れにくい、これは片手で入れられるのはいいが郵便物の取り出しが面倒、こっちのはポストは良いが宅配BOXの使い方が難しい…などと使い勝手に細かい希望がある。

 

郵便配達員は時間に追われて走るため出来るだけバイクから降りずに片手で郵便物を郵便受けに投入したいそうだ。しかし、お家によってはデザイン優先の郵便受けが使われており、非常に入れにくいとのこと。一般的に門柱についていることが多い郵便受けだが、階段を上がって玄関扉横に置いてあったり、扉自体についていたりするそう。アメリカンタイプ{柱の上に筒のヤツ}には折り曲げ厳禁の郵便物は入らない。抜き取り防止だろうが、レターパックも入らない小さな投入口のものもある。いちいち家人を呼び出す羽目になって大変なのだそう。

 

全国の配達人の皆さん、ご苦労様です。

 

 

宅配BOX付きの戸建ても増えてきたらしいが、やはり使いづらい物が多く、郵便局員や宅配業者に不評らしい。

セキュリティを重んじるあまりに荷物をBOXに入れたあと宅配業者が暗証番号を設定して伝票に記載する方式のものまであるそう。書き間違えたりしたらどうするつもりだろう?

 

そこで当家ではシンプルな宅配BOX一体型郵便受けのうち郵便配達員がバイクから降りずに片手で開けて郵便物を入れることが出来るというのが希望で、配達員にもユーザーにも使い勝手が良さそうなのがこの製品だった。

 

 

↓仮置でタイルの厚みを足して出幅をもとめ最終位置を決定。

上の細長いのが縦開きの郵便受けで、下の大きいのが右横開きの宅配BOX。道路の際に建ってるのでバイクに乗ったまま左手に掴んだ郵便物でフタを起こして投入できるはず。

 

 

↓左手前の角にゴムのスペーサーを作って入れて水平を出す。われながら完璧だった。

BOX全体の下にもゴムのシートを敷いておいた。もちろん施工説明書のとおり浸水時のために排水口の位置は避けている。

5mmのコンクリートドリルで下穴を開けた状態。

 

 

↓下穴に従って11mmの穴をコンクリートブロックに開けて、ボルトで固定

 

 

それだけでは上部が少しグラつくのでウレタンフォームを隙間に充填した。

ホームセンターで購入したスプレー式の発泡充填剤だが、これは初めて使用する。使用説明書を見てみると水分に反応して発砲するらしく乾燥状態の場合は霧吹き等で加湿せよとの事。ふ~ん、そうなの、知らなんだ。

トイレに居る我が家の唯一の緑、サボテンちゃん用の霧吹きで湿らせた。そして発泡ウレタンスプレーを指定どおりの逆さ吹きで隙間にノズルを差し込んでプシュー!

吹いたはしから一瞬で膨らみだす。

 

↓膨らんだ様子。モリモリモリっとはみ出てくる。

どんな性質かよく分かってなかったので、せっかくの8まん…もとへ、コルディア100が汚れないよう、廃品回収の時に近所で拾った新聞紙でマスキングしておく。ビンボーな我が家は新聞取ってませんの(ニュースはネットで充分だが、こういうときは新聞も役に立つな)。マスキングテープも無いので梱包テープ…

 

 

↓反対側まで届くほどでは無かった

どうせコーキングするので足りない部分には新聞紙丸めて詰めといた(笑)

 

 

↓カッターでカット。完全硬化前だったらしくガタガタになっちゃった。

 

 

↓もう一度マスキングし直して、シリコンでコーキング

丸いスクレーパーが無かったので発泡ウレタンスプレーのキャップで成型した。セコい!

 

↓もちろん全周をコーキング。とりあえず雨でも隙間には入っていかないだろう。

 

 

↓背面を上から見たところ。

取り出し口の扉を開けると取っ手がブルレウッドに当たるのが難点で、ちょうど平行にガンっと当たる感じ。

 

 

↓傷つくのは構わないがダイヤルロックを兼用してる取っ手の文字が消える可能性がある。

 

 

↓なので下に敷いたゴムシートの端切れを使って作ったゴムのポッチを取っ手の先端に付け足した。

何故か持ってるホールポンチで切り抜いたゴムポッチを足すと乳首風(笑)。当然当たりが柔らかくなった。

 

 

↓本日の成果

ボルト固定と充填剤のおかげで蹴ってもビクともしない高強度。一億の金塊入れても大丈夫です。誰か送ってちょうだい。

下に見えるのは、門柱前のこの位置にいずれ作るミニ花壇。

 

 

タイル貼りまで行けるかな~と思ってたが、全然時間が足らん。

また明日!

 

 

 


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