シミズホームのゼロキューブ標準仕様について書いておく。
元々南国大分の会社だから南と北で仕様が異なるのは当然だが、建材なども代理店単位で仕入れしているようで、ネットで他のゼロキューバーたちのブログや掲示板での評価を見ても標準とオプションに地域や代理店ごとに大きな差があるようだ。
正直なところ家に興味を持つまでは違いが判らなかったが、あれこれ調べてだんだんと目利きできるようになってくると面白い。その代理店が何を重視してゼロキューブを建てているかが見えてくる。
我が家をお願いしたシミズホームでは数項目の装備が無償でグレードアップしたり他のメーカーの物に変更されたりしている。
これからZERO-CUBEシリーズを検討する方には参考になると思われるので、ここではそのオリジナル装備を中心に紹介する。
◆シミズホーム ZERO-CUBE オリジナル装備
(カタログの標準仕様 → シミズホームオリジナル仕様)
①建具/床材
大建 hapia basis → Panasonic ベリティス / フィットフロアー
(他にwoodoneも選択可)
②玄関・玄関収納床材
ホモジニアスタイル → 300タイル
③ポーチ
モルタル仕上げ → 300タイル
④窓枠
3方クロス巻き込み+窓台 → 4方ケーシング枠
⑤断熱材
床下:MSフォーム43㎜ → ポリスチレンフォーム60㎜
⑥浴槽
⑦給湯器
電気温水器370L → エコキュートPanasonicフルオート460L
⑧トイレ/洗面台 換気扇追加
見栄えに関することもさることながら断熱のグレードを上げて気密性を高めており、風呂も一流どころのTOTOでお得感がある。特筆すべきはエコキュートの容量をアップしていること。我が家のような夫婦2人では子供達が里帰りした時くらいしか有り難みは感じないだろうが、ファミリーに370Lは心もとない。入れ替わり立ち替わりで入浴すると足りなくなる事があようで容量に余裕のある方が安心。さらに、換気扇などほとんどの人が付けるであろうものは最初から追加されている。
実に施主目線ではなかろうか。
◆モデルハウス特典
他の工務店はどうか知らないが、値引きなどは一切無い。
しかし、完成後モデルハウスとして1カ月間貸し出すことになっており、モデルハウス特典として以下の物をプレゼントしてもらえる約束だ。
①全室カーテン
②シーリングファン
③全室照明
④リビングのエアコン
⑤スマートキーシステム(ポケットキー仕様)
⑥インターフェイスユニット
いかがだろうか?
ご覧のように標準でも欲しい物は大体付いてくる。
標準仕様のままだと本当に1,000万円(当方では+BOXを付けたので+200万円の合計1200万円)で本体は建つ。あとアバウト500万くらいあれば諸経費を賄えるだろうから概ね1700万円くらいの予算があればZERO-CUBE+BOXは建てることができる…はずである。
建売などと比べると基本装備はかなり良いと思えるので、後は施主が何にどこまでこだわるかで欲しい物をオプションすれば良いのではないかと思う。
我が家でオプションを付け加えた物については別に改めて。