屋根のルーフィングと窓位置決定 | シャア専用ZERO-CUBE戦記

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従軍5年の中堅となったシャア軍曹は曹長に昇進しました!
還暦夫婦が建てた企画住宅ゼロキューブのブログ。自らシャア専用と名付けた赤い外壁の住まいに関する出来事について(たま〜に)ガンダムテイストを交えながら書き記す、親族への報告と忘備録を兼ねた全記録。


年内最後の打ち合わせの際に、窓の位置を変更。最終決定する。
隣家問題をきっかけに2階の間取りを少し変更して窓の位置を見直した。

防犯の問題だけでなく、むきだしの窓は里帰りの子供たちが嫌がるだろうから風呂に滑り出し窓はやめようとのことで標準+ルーバーに戻す。ルーバーは三木のモデルハウスで同型を見たがそこそこしっかりしており、これを破壊するにはかなりの手間と音が出ると思え、防犯用ではないがある程度対策にもなりそう。
位置は少し下げてもらって内部の鏡(オプションで横張りに変更済み)に合わせてもらった。

前回決めた2階窓と合わせての四角い配置は諦めたが、2階の滑り出し窓二つはそのまま残して位置を大型FIX窓上辺にそろえてバランスを取った。
まずまずのカッコよさに。

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赤い部分が追加変更したところ。
玄関横はホール部分に滑り出し窓一つだったが、充分な採光があるとは思えず縦長FIX窓を追加。和室である+BOX南側は隣家に面し道路から見えづらいので防犯の意味も込めて変更。テラス屋根下のリビングと和室の引き違い窓についてはデブさん監視兼用の防犯カメラで対応しようと考えてます。


ゼロキューブを見慣れた人は前面ガルバに滑り出し窓が二つ並んでたり、南側+BOX上の吹き抜け部分の窓が大型FIX窓になってる事に気づくかもしれない。

これは当初提案時うっちーの手によるもの。特に北側ガルバ面はカッコいいと思う。向かって左側がトイレ、その右隣にならんでいるのが廊下突き当りにある滑り出し窓。夏は風が抜けて重宝しそう。バランスも良く見た瞬間即採用したもの。

大型FIX窓は本来細長いFIX窓が並んでるだけだが、これも明るさを希望する我が家に合わせて大きな窓を選択してくれてた。ベランダ内部に入られると細工し放題なので防犯上は問題あるがここを割るくらいなら横のドアを破る方が簡単で合理的。
シミズさんに確認したところFIX窓のガラスは外から外せるものではないそうなので気にしないことにした。ベランダ扉の方は何らかの対策が必要と思われる。


懸案の透湿ルーフィング。(透湿ルーフィングについてはこちら

野地板のすぐ上にガルバ鋼板が来る構造上、金属屋根対応の透湿シート上に通気スペースを作ったエアギャップシートを検討していたが、懸念した通りパラペットには巻き込めないらしい。これを採用するためにはパラペットを外して片流れにする他ない。

透湿はともかく…
キューブじゃなくなるやん。

価格はほぼ予想通り片手以下万円UP。
最初は嫌だったパラペットも見慣れるとカッコよく思えるようになっていた。
かなり悩むが、屋根下断熱材アクアフォームの上で野地板の直下に通気層があり屋根裏結露の除湿も可能と判断。パラペットを外して片流れにすると外壁通気も排気口が制限されるとの事で壁からの雨漏りにもつながりかねない。
結局、標準の改質アスファルトルーフィングに決定した。

透湿ルーフィングは長い目で見れば理にかなってると思うが、それ用の屋根の設計が必要に思えて決めかねていたのだ。

通常10年ごとに打ち換えが必要なサイディングのシーリングを高耐久のスーパーKMEWシールに変更しており、あと30年後くらいに外壁等の大きなメンテナンス時期がくる予定。そこまでなるべく手を入れずに住めれば良いので、改質アスファルトの実績を優先することにした。