シミズホームさんの事 | シャア専用ZERO-CUBE戦記

シャア専用ZERO-CUBE戦記

従軍5年の中堅となったシャア軍曹は曹長に昇進しました!
還暦夫婦が建てた企画住宅ゼロキューブのブログ。自らシャア専用と名付けた赤い外壁の住まいに関する出来事について(たま〜に)ガンダムテイストを交えながら書き記す、親族への報告と忘備録を兼ねた全記録。


今回ゼロキューブを建てていただくのは神戸市にあるシミズホームという会社。

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(小さな事務所だけらしき会社には行ったことないが、近所に看板見つけたから勝手に載せといたれ。ちなみにこの前を3年も通勤で通い続けてるのに気づいたのはごく最近。興味ないとそんなもん)


いわゆる工務店になるのかしらんが、こちらが企画住宅ZERO-CUBEにおける私の居住地を担当する正規代理店になる。

数人の小さな会社で、大丈夫かいなと正直思ってた。

そもそもの出会いはベツダイHPからの検索で担当工務店として紹介されたもので、メールでコンタクトすると早速のご返事。カタログはもちろん、北入りになる当家の宅地に合わせたプラン図も事前に送って(レターパックで届いた)くれるうえ、たまたま少し離れたところでオープンハウスがあるので見る事ができるとの由。

すでに平日休みの利点を生かして何軒か住宅メーカーのモデルルームを見て回る予定を組んでおり、その最後に組み込んだ。
安っすい家を作ってくれるメーカーを検索するサイトがあり、そこからいくつかの会社にアポを入れていたのだ。夫婦そろった次の休みに、アキュラホーム→住友不動産→タマホーム→シミズホームの順番で回りそれぞれ2時間づつくらいを費やした。

ついでに各社の印象を記す。


【アキュラホーム】
体調不良とかで予約した時の担当者が居らず上司が対応。打てば響くいかにもプロのセールストークで頼りがいがあり安心して話ができた。ちなみに私も元プロセールスマンだったので高評価をつける。
びんぼ臭い我々だったが、かなり真剣に話を聞いてくれた。得意の住宅構造や最近の住宅事情なども教えていただき、大変勉強にもなった。私が個人的に欲しかった太陽光を勧められたこともあり一瞬その場で乗り気になったが、価格的には問題外であった。

太陽光抜きなら何とかなるかと、大手の中から唯一自宅に担当を呼んでお話していただいた会社でもあるが、何より太陽光を売り込もうとする姿勢(多分利幅が大きいと思われ)が丸出し。ジンマシン出たのでその場で断った。

【住友不動産】
こちらも予約時の担当ではなく支店長らしき人が対応。基本的に平日はモデルハウスに人が居らず予約が入った時だけ出張るらしい。つらつら見せてもらって当家の宅地情報をみせて相談。
「この宅地だと市の許可が下りない可能性があるよ」との事。「何だったら私が調べとこうか」と親切ごかしのセリフでちょっとイラっとしたが、初耳だったので不安になった。
この方の売り込みは、住宅の内容はそこそこにいかに自分の会社が優れているかに終始し、一流の大手だから安心して任せなさい的なスタンス。おそらく商品知識が乏しいと思える。上から目線にジンマシン出た(笑)からココは無いなとは思ったが、調べ事だけは一応お願いして帰った。

約束通り後日電話あり。
「忙しくてまだ調べてないけど、どんな感じですか?」とのお伺いのみ。なめとんか、アホんだら。すぐ断った。


【タマホーム】
やはり電話したときの担当者が居らず(どこも彼処もなんでやねん)、別のなんでも係的なベテランさんらしき人が対応。非常に親切に対応していただけた。

タマホームはいわゆる住宅展示場には出店せず自前の展示場を持っている。ハイエンドの非現実的な建物より普通のサイズの家を見てほしいとの理由は納得できた。確かに先に見た2社のモデルハウスは立派すぎて庶民にはピンとこない。現実感が乏しいのだが、タマホームは何とかなりそうな雰囲気を醸し出していた。

事前調査で一番可能性が高いと感じてたので、3棟すべてをじっくり見学。こじんまりした物が現実的で気に入ったが、希望サイズでも価格的には限界を超えている。

ある程度サンプルの間取りなども見せてもらい、話を進めるなら連絡する約束で帰った。まだ夢を語らってるだけとでも取られたのか押し売り感はなく、ジンマシンは出なかった。
悪印象を持たなかったので、ここは気持ち的に最後まで保留。


事故渋滞のせいで事前連絡した時間から結構遅れて行ったが、社長(シミズさん)と支店長(うっちー)のお二人に温かく迎えていただいた。外見に特徴ある家は直ぐに見つけることができた。

この時は分不相応のモデルハウスを沢山見た流れだったので、入った瞬間から現実感があった。オープンハウスは施主の居る実際の住居だから現実感があるのは当然かもしれない。

予想外だったのが、一階にあるはずのないキッチンの位置に和室があったこと。このような変更も可能なのかと一気にボルテージが上がった。まさに1階和室はお母さんの希望の一つなのだ。
ひと通り拝見した後のテーブルでのヒアリング時に、うっちーがPC使ってササっと希望間取りを作ってみせてくれたのに私はヤラれました。

あまり乗り気ではなかったお母さんも現実のゼロキューブを見て態度が変わってきた。充分許容範囲に入って来た様子。
変わった形の窓に網戸があるのを見て網戸の交換はどうするのかと尋ねている。
正面に居たシミズさんが幼稚園の生徒のごとくサッと手を挙げて

「あ、僕がやります」

と言ってくれた。お母さんこれにヤラれました。気に入ったみたい。


次回の自宅での面談を約束してオープンハウスを後にした。
帰りの車中で夫婦ふたりが一致して
「ここでいいよね」
と、言い合うほどの手ごたえを感じていたのだ。

最初に書いた通り、私は不動産業界全般に不信感があり小さな工務店で家を建てることには抵抗があったのだ。正直なところ色物住宅見物程度の物見遊山だったが、まったく考えを改めさせていただいた。
真摯に対応していただいたことが何よりうれしかった。

家は会社に建てて貰うのではない。信頼できる人達に建てて貰うのが一番安心でき満足度も高いのではなかろうか。

家に帰りつく頃にはもうシミズホームに建てて貰う事がほぼ決まっていた。

手が届きそうな価格も魅力だった。(誤解だったが(笑))


この時より分不相応な買い物が本格的に始動することになる。


ついでにネットで見つけて検討した会社のアドレスだけ記す。
いずれもコンタクトは取ってない。興味ある人は自分で調べられたし。