標準と我が家の間取り | シャア専用ZERO-CUBE戦記

シャア専用ZERO-CUBE戦記

従軍5年の中堅となったシャア軍曹は曹長に昇進しました!
還暦夫婦が建てた企画住宅ゼロキューブのブログ。自らシャア専用と名付けた赤い外壁の住まいに関する出来事について(たま〜に)ガンダムテイストを交えながら書き記す、親族への報告と忘備録を兼ねた全記録。


ゼロキューブ標準間取りは以下のごとし。



7mチョイの四角い箱だと考えればよろしい。標準だと縦横含め真四角のサイコロ状態。だがそれがいい。
当家のような北入り口の場合は右に90度回転させ玄関のみ北側へ移動させれば出来上がり。反転タイプも可能。東西南北に応用が利く仕組みになっている。

後で気づくことになるが、この間取は非常に良くできているようだ。
もっとも玄関やキッチンが無駄に広いなどの意見もネット上にはあるようす。なんとキッチン単体で4畳半の部屋が取れるほどの広さがある。しかしこの広さが間取りの自由度を生む懐の深さになっている。さらに、910㎝の箱を何個か組み合わせて構成されているから各パーツの向きに気を付けて考えれば素人でもプランニングできる。
足りない要素は外付けできる+BOX等のオプションで賄うことが可能だ。
詳細はZERO-CUBE公式サイトを参照。


当家の条件のひとつに1階に和室を作り1階のみで生活が完結できる間取りであることというのがある。当初は夫婦ふたりのミニマムとして平屋の小さな家を検討していたが、最後には里帰りする子供たちの実家としてやはりある程度の広さが必要だという事になった。
ゼロキューブでは+BOXで1階和室を付け足すことで、普段の生活では2階にあがらずに済ませることができる。2階の8帖主寝室は子供たちが泊まりに帰った時用として残し、6帖のひとつは広い納戸(ひな人形や5月人形の鎧兜があるが誰も持って帰らない)として活用、もうひとつは私のカラオケルーム(笑)になる。

怪しいのもあるが一応無駄なく使えるはず。
結果、最終的な間取りは以下の通りとなった。

イメージ 1

契約時の図面なので細部に些細な違いが出る可能性はあるものの、おおむねこの間取で行く。一見通常の+BOXに見えるがいくつかの違いがある。

①ウッドデッキを廃しルーフ付きのモルタルテラスに変更(ほぼ相殺)
②2階6帖はいずれも押し入れレス(若干のマイナス)
③1階南部分は通常玄関からリビングに抜ける間取りだが、これを反転してダイニングに抜ける間取りとした(若干のプラス)
④勝手口を廃した(大きくマイナス)

この間取りで、当方の宅地に建つと以下のごとし


イメージ 2


旧宅の雄姿で判るとおりに少し高さがある宅地を、既存ブロック分だけ数十センチ漉き取って宅盤を下げることになってる。これは現状1台分しかない車庫を奥に広げて2台分とする工事と並行して行われる。これにより最後部はほぼ宅盤と高さがそろう。
この工事だけで280万円。高いようだが隣家の擁壁をいったん壊して作りなおす必要がありその費用も入ってる。まあ必要経費かと。