ちょっと懐かし昭和の思い出話
(サブタイトル)
つづき
現実はそんなに甘くなかった。だっ
て田舎の人はみんな働きものなのだ。
仕事で町に出ておられる家は、夕方ま
で留守であるし、日が長い季節であれ
ば帰ってから、畑に出られたりしてい
る。なかなか訪問する時間が決まらず
苦労したものだ・・。
基本的に当時の田舎は、玄関に鍵な
どかけない。いつ行っても玄関から中
に入れるのであるが、何度「ごめん下さ
ーい!」と叫んでも返事がない。勝手に
お金をもらって帰ってもいいのである
が、それでは普通に「泥棒さん」になっ
てしまう・・・。仕方ないからまた来
るか・・。とまた、出直した。
つづく