格闘技のはなし①-2 | 意地に生きるも男の本懐 なんてね

意地に生きるも男の本懐 なんてね

意味はほとんどない・・・ひとりごと

ちょっと懐かし昭和の思い出話

     (サブタイトル)


 外国人選手は一流どころがたくさん来ていた

と記憶する。人間風車で有名なビル・ロビン

ンや神様とも言われたルー・テーズ、モンスタ

ー・ロシモフなんかもやってきた。


 モンスター・ロシモフとは後の「恐怖の人間

山脈」と言われた「アンドレ・ザ・ジャイアン

ト」のことで、当時は無名であったが「ジャイ

ント馬場」より大きいということでひどく驚い

たものだ。


 キックボクシングもかなり面白かった。YK

K提供の月曜7時はテレビに釘付けだ。ベレー

帽のよく似合う「寺内大吉」さんの解説が妙に

はまっていた。誰もが知っている「真空飛びひ

ざ蹴り」の沢村忠や「後ろ回し蹴り」の富山勝

治は圧巻であった。ムエタイの選手相手に堂々

と渡り合っていたものだ。クロウト好みの稲毛

忠治や宙返りの得意な錦利明等、特徴のある選

手がいっぱいいたものだ。


 ムエタイ選手の中で最も記憶にあるのは、「

チューチャイ・ルークパンチャマ」である。沢

村を4度もKOしたところからもその実力が分

かるというものだ。


 このように熱い、熱い、熱―い戦いを仕切っ

ていたレフリーは、ただ1人「リー・チャンゴ

ン」であったことは間違いない・・・。