野生動物のはなし② | 意地に生きるも男の本懐 なんてね

意地に生きるも男の本懐 なんてね

意味はほとんどない・・・ひとりごと

ちょっと懐かし昭和の思い出話

     (サブタイトル)


 タヌキは、よく罠にかかるため、近所

でよく毛皮が干してあった。肉をどうし

たものか聞いたこともなかったが、とに

かく板に貼り付けて保してあったものだ。


 猪は、夏場になると現れて、稲をなぎ

倒したり、農作物を荒らし放題にして去

っていく。やつらを捕えるには、大きな

罠が必要であった。芋畑を丸太で囲った

10メートル四方位であったであろうと

思われるくらい大きな罠が、集落の外れ

に何箇所かあった。猪が罠にかかると皆

で見に行った。残酷ではあるが、猟師さ

んが銃でとどめをさすのである。しかし、

昔はそれが当たり前の行為であった。人

々に迷惑をかける野生動物だけを、淘汰

する。ある意味、そうすることで人と野

生動物の共存のためのバランスを保って

いたのではないだろうか?


 人間どうしでも共存が困難な現在、ど

うやって過ごしたらよいものやら・・・?


 と考えてしまう今日この頃である・・・・。