ちょっと懐かし昭和の思い出話
(サブタイトル)
タヌキは、よく罠にかかるため、近所
でよく毛皮が干してあった。肉をどうし
たものか聞いたこともなかったが、とに
かく板に貼り付けて保してあったものだ。
猪は、夏場になると現れて、稲をなぎ
倒したり、農作物を荒らし放題にして去
っていく。やつらを捕えるには、大きな
罠が必要であった。芋畑を丸太で囲った
10メートル四方位であったであろうと
思われるくらい大きな罠が、集落の外れ
に何箇所かあった。猪が罠にかかると皆
で見に行った。残酷ではあるが、猟師さ
んが銃でとどめをさすのである。しかし、
昔はそれが当たり前の行為であった。人
々に迷惑をかける野生動物だけを、淘汰
する。ある意味、そうすることで人と野
生動物の共存のためのバランスを保って
いたのではないだろうか?
人間どうしでも共存が困難な現在、ど
うやって過ごしたらよいものやら・・・?
と考えてしまう今日この頃である・・・・。