ソフトボール部のはなし①-2 | 意地に生きるも男の本懐 なんてね

意地に生きるも男の本懐 なんてね

意味はほとんどない・・・ひとりごと

ちょっと懐かし昭和の思い出話

     (サブタイトル)


(続き)

練習は週1回しかない。なぜならグラ

ンドは中学生と共有で、普段は中学生

がハンドボールの練習に使うからであ

る。従って、週1回の練習が待ち遠し

く仕方なかった。


 練習になるとI先生が「熱血コーチ」

へと変貌する。普段も怖いI先生が、

フトボールの練習となると輪をかけ

怖くなる。鉄底のスパイクを履いた

先生は、ピッチャーマウンドに立ち、

その短い距離からキャッチャーに向か

って思いっきりオーバースローで投球

する。キャッチャーのキャッチング練

習らしかった。しかし、当時はプロテ

クターも何もつける習慣のない時代、

本当に身体だけで必死にボールを止め

ていた。


「すごい・・・。すごすぎる。と思う

一方で、自分は、絶対キャッチャーは

できんと言おう!」と堅く心に決めた。


 当然のように次の練習日からキャッ

チャーを希望する選手がいなくなった

のは間違いない・・・。