昨日の続きでどのようにして先物取引市場が出来上がっていったのか、
伝えていきます。
商人たちは、市場が大きくなると米表をいちいち現物でやり取りしていては大変なので、
米手形を発行する事にしました。
この手形とは今でいう所の引換券です。
この米手形には、どこの米をいくらで交換が出来るというものが書かれています。
しかし、ここで商人のあいだで問題になったのは価格の変動です。
例えば、10月1日に11月1日に買うための米1石分の手形を持っているとします。
手形は10月1日に当時の通貨の45匁で購入したとします。
この米手形を使えるのは11月1日です。
ですが、1か月後に価格が下落してしまったのです。
これで手形を発行する商品は日々心配です。
まして米1石だけを取引しているわけではないので、
米1石の値段のわずかな変動が大きな利益や損失になってしまうわけで宇。
これが商品先物取引の原点です。