野生イノシシが「豚熱」に感染 県内で今年3例目
養豚場へ注意喚起/岡山・奈義町
6/16(日) 10:01配信
津山朝日新聞
岡山県県は14日、勝田郡奈義町内で発見された衰弱状態の
野生イノシシ1頭が家畜伝染病「豚熱」に感染していたと発表した。
県内での感染確認は今年3例目。
発表によると11日に発見され、県家畜保健衛生所の遺伝子検査で
陽性が確定。
県は捕獲地点から半径10キロ圏内を感染確認区域に指定し、
狩猟者に区域内で捕獲したイノシシの流通自粛を求めるとともに、
県内の養豚場(全23農場)に注意を喚起した。
豚熱は豚やイノシシへの感染力は極めて高い一方、人には感染せず、
感染した肉を食べても健康に影響はない。
鳥害対策40年以上の経験から各現場に応じた対策・提案を致します。
鳥インフルの感染源は渡り鳥、豚熱の感染源はイノシシと言われていますが、
確かに感染源なのですが、実は広く拡散している犯人はカラスなのです。
渡り鳥やイノシシが様々な養鶏場や養豚場に行き感染を拡大させているとの
説明には少し無理があると思います。
カラスは雑食性のため、渡り鳥やイノシシのフンも貴重な栄養源として食べます。
そこでカラス自身が感染・ウィルス付着したまま、色々な餌場や寝床に飛来し
ウィルス感染を広めているのです。
これは色々な鳥害現場を見て来たから言えることです。
防鳥ネットで対策しているところもありますが、対策としては不完全です。
なぜなら、感染プロセスとしてカラスが餌場として養鶏場等に飛来し、
カラスがフンをしフンが乾燥し、風など巻き上げられ空気中に浮遊し、
養鶏場・養豚場にウィルスが入り込むプロセスだからです。
よって、ウィルスを拡散させないためには養鶏場・養豚場の周囲に
2000㎡内にカラスを寄せ付けない事が重要なのです。
牛の口蹄疫の拡散プロセスも上記と同じく、カラスが拡散の犯人です。
空港のバードストライク対策は空砲や鷹匠を使った追い払いをしていますが、
それは一時的に鳥を散らしているだけなので、空港には鳥の餌となる虫が
滑走路周辺の雑草を目当てに餌場として飛来しているからなのです。
バードストライク対策についてはゼロ・ファルコンが有効です。
半永久的に鳥害対策として対策可能でこざいます。
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