米CDC、鳥インフル感染阻止で州に要請 

2024年05月07日(火)10時22分

 

米疾病対策センター(CDC)は6日、各州保健当局者らと協議を行い、

H5N1型鳥インフルエンザ感染予防のため農業従事者に対する

防具配布を促進するよう要請したと明らかにした。

 

写真は、2021年3月19日にCDC本部を訪れたバイデン大統領。

 

(2024年 ロイター/Carlos Barria)

[6日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は6日、

各州保健当局者らと協議を行い、H5N1型鳥インフルエンザ感染予防

のため農業従事者に対する防具配布を促進するよう要請したと明らかにした。

 

特に、乳牛の感染が判明した農場従業員向けに備蓄から防具を

放出することを優先し、農業当局や地域コミュニティーと連携して

作業を進めるよう求めたという。

 

CDCは先週、発症している鳥類、家畜などに直接または緊密に

接触する際は適切な防具を着用するよう、農業従事者、労働者、

緊急対応部隊員に求めた。

 

2日に農務省が発表した感染状況分析によると、鳥インフルエンザは

3月25日に報告されるまで約4カ月にわたって乳牛の間で感染が

拡大していたとみられる。

 

米食品医薬品局(FDA)は、予備検査で牛乳、粉ミルクその他の

乳製品については摂取しても安全と示唆されたとしている。

 

 

 

毎年、鳥インフルエンザが猛威を振います。

要因として渡り鳥がウィルスを持ち込んでいますが、

それを、より広く拡散しているのはカラスです。

 

一度、養鶏場内で感染するとすべての鶏を殺処分していますが、

それは事後処理で対策ではありません。

 

養鶏場に防鳥用ネットを張っても対策にはなりません。

唯一の恒久対策は養鶏場周辺にカラスを寄せ付けない事です。

 

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