カラス原因の停電、神奈川で相次ぐ 電柱で巣作り
材料の金属が電線接触
社会 | 神奈川新聞 | 2024年5月7日(火) 05:00
停電発生後にカラスの巣は取り除かれたものの、再びカラスの巣の
ようなものがみられた=4月26日、海老名市杉久保北2丁目
カラスが電柱に巣を作ることで発生した停電が県内で相次いでいる。
巣の材料として運んできたハンガーや針金などの金属が電線に
接触することが原因で、産卵のために営巣する春先から初夏にかけて
毎年全国で発生しているという。
停電発生時に電柱の上部で確認されたカラスの巣=3月28日夜、
海老名市杉久保北2丁目(東京電力パワーグリッド神奈川総支社提供)
送配電を担う東京電力パワーグリッド管内で年間5千から6千件もの
巣が電柱に作られ、同社が撤去するなどしており、いたちごっこの様相を呈している。
3月28日夜、海老名市と綾瀬市で計約2300軒の停電が発生した。
同社が原因を調べると、海老名市内の電柱の上にあったカラスの巣に
たどり着き、現場で担当者が巣を取り除いて復旧した。
同社神奈川総支社によると、同様のケースは3月以降、横浜市港北区や
川崎市多摩区、藤沢市、横須賀市などで少なくとも7件発生。
いずれもカラスが運んできた針金などの金属が電線内の導線が露出
している部分に当たって漏電が発生し、停電につながったとみられる。
最近、電力会社の変電所や送電鉄塔にて
カラス営巣被害が多々発生しており、
複数の電力会社より問合せを頂いています。
つい先日も電力会社にゼロ・スピナーを
サンプル出荷しました。
現地の鉄塔に施工して継続的に効果確認をして頂く
方向となっています。
どの電力会社も他社製の対策アイテムにて対策を
実施しているが効果が限定的であると悩まれています。
当社の鳥害対策機器を採用する事で対策は半永久的に
効果を発揮、数多くの実績がございます。
変電所のカラス対策は
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送電鉄塔碍子周辺にてピンポイント対策する場合は
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