どうして、感染拡大を食い止められないのか? 

 

 

なぜ日本は豚コレラの流行を止められないのか?

豚熱感染の養豚場には必ずと言って良いほど

野鳥、カラスの飛来あり。

 

豚熱拡散原因はカラス対策をする事。

養豚場にカラスを寄せ付けない事。

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この先、日本の養豚はどうなるのか? 

豚熱は人には感染せず、仮に感染した豚やイノシシの肉や内臓を食べても

人の健康には影響がありません。

 

そのせいか、一般の人たちの関心を引かないのが実情です。

でも、これは日本の食の大きな“危機”。そのことにまだ、多くの人が気付いていません。

詳しく解説します。

 

輸入食品からウイルスが広がった?

まず、豚コレラが急に流行し出した経緯を説明しましょう。

 

豚熱は日本では以前、一般的な豚の病気として存在していました。

豚やイノシシが豚コレラウイルスに感染すると発熱や食欲不振などとなり、

死亡する場合もあります。

 

ウイルスは、豚やイノシシの体内で増え、唾液や糞尿に大量のウイルスが含まれ、

排出され広がります。

 

ほかの生物は、ウイルスに感染増殖することはない、と考えられています。

ごく普通の豚の病気だった豚コレラ。

 

しかし、国産ですぐれたワクチンが開発され豚への接種が始まり、

1992年を最後に根絶しました。

 

ワクチン接種も次第に減らし2006年には全面中止。07年に、国際獣疫事務局(OIE)に

「清浄国」として報告しています。

 

ワクチン接種というのは、ウイルスから作った弱毒化した抗原の投与なので、

病気の根絶だけでなくワクチンも止めなければ、清浄国にはなれないのです。

ところが26年ぶりに昨年9月、豚コレラが発生しました。

 

現在流行している豚コレラは、遺伝子型が国内で昔流行したものとは異なり、

中国やその周辺国から持ち込まれたウイルスによるもの、と考えられています。

 

農水省が専門家を集めて設置した「拡大豚コレラ疫学調査チーム」が、28例目までの

感染を詳しく解析して「中間とりまとめ」として公表し、推測しています。

そこで示された可能性の高い感染拡大ルートは次の通りです。

 

(1)豚コレラのウイルスが付いた肉や加工品が、輸入検疫をすり抜けて持ち込まれ、

食べた残りなどが廃棄された、

 

(2)野生のイノシシがそれらを食べ、ウイルスに感染、

 

(3)イノシシの体内でウイルス増殖し、ほかの野生イノシシにも感染、

 

(4)感染イノシシが農場に入り込み豚と接触し感染、

 

(5)あるいは、ネズミや猫などの野生動物によりウイルスが農場に持ち込まれ豚が感染、

 

(6)あるいは、人や車などによりウイルスが農場に持ち込まれ豚が感染、

 

(7)あるいは、豚の移動により、農場から農場へ感染。

 

(8)あるいは、養豚場に給餌のため雑食性のカラス飛来により、

  広く都道府県を跨いで農場から農場へ感染。

 

豚熱感染の養豚場には必ずと言って良いほど

野鳥、カラスの飛来あり。

 

豚熱拡散原因はカラス対策をする事。

養豚場にカラスを寄せ付けない事。

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