12月19日、日銀は金融政策決定会合において、政策金利を0.5%→0.75%に引き上げました。
しかしながら、為替相場では(前日1ドル155円台だったのが1ドル157円台とドル高円安となりました。
為替レートを決定する一因として金利差があります。
アメリカの政策金利は3.5%~3.75%なので、米ドルのほうが依然として金利は高い状況です。
しかしながら、金利差は縮小しており相対的に円の価値が高まりドル安円高が進むのが一般的です。
■なぜドル高円安に?
▼高市政権による積極財政による財政の悪化
積極財政とは、公共工事(道路整備など)等を利用して景気を刺激することです。
工事一つとっても、複数の会社が関係しているため景気を刺激するといわれています。
公共工事で経済市場にお金を投入することで、市中に流通している貨幣が増加します。
市中の貨幣が増加すると貨幣価値が低下します。需要と供給の問題と似ています。
日本の財政は税収よりも歳出が多く、不足分を国債を発行することで賄っています。
さて、将来的に貨幣価値の下がる円を買う人はいるでしょうか?
おそらくいないと思います。
仮に買うとしても、将来的に下がるであろう貨幣価値よりも高い金利で購入すると思います。
そうなれば、将来的な利払い費(国が払う利息)が膨れ上がり、さらに財政が悪化します。
この悪循環が不安視されてることがあります。
▼IT産業への乗り遅れ
日本企業の多くがAWS(Amazonのクラウドサービス)を利用しています。
基本的に支払いはドルになるので、ドル需要が高くなります。
また人員不足などで企業のITが加速しています。
このインフラをアメリカに依存しているため、国内の経済にお金が回らず、国外に流出しているのが問題です。