スマートフォンは一人一台に普及しつつあります。

ですが、スマートフォン本体の値段は価格が上昇しており家計を圧迫していることもあります。

今回はスマホの性能に妥協したくない方向けにスマホの残価設定プログラム(残価設定型クレジットなど)を紹介します。

残価設定プログラムは、月々の支払いを抑えながら新しい機種に乗り換えやすくする仕組みですが、メリットとデメリットがあります。

 

■メリット

▼月々の支払額を抑えられる
端末の価格から、数年後の残価(下取り価格の目安)を差し引いた額を分割で支払うため、通常の分割払いよりも月々の負担が少なくなります。

例えば、18万のスマホの残価設定が8万の場合は10万円分を分割払いします。
▼短期間で新しい機種に乗り換えやすい
2年など設定された期間が来たら端末を返却することで、残価分の支払いが免除され、手間なく新しい機種に変更しやすくなります。

常に最新の機種を使いたい方に向いています。
▼手続きがスムーズ
多くの場合、機種変更時に同じキャリアや販売店で、端末の返却と新しい機種の購入手続きをまとめて行えるため、手間がかかりません。

 

■デメリット

▼端末を返却しない場合は残価の支払いが必要
プログラムの特典(残価の支払い免除)を受けるためには、期間終了後に端末を返却することが必須です。

返却せずに使い続ける場合は、残価分を支払う必要があります(再分割か一括払い)。
▼端末の状態によっては追加費用が発生する
返却時、端末に大きな傷や故障などがあると査定され、追加の修理代や違約金が発生する可能性があります。
▼長期利用には不向き
同じ機種を長く使い続けたい場合、最終的に残価を支払うことになり、支払総額が高くなる可能性があります。
▼途中解約の清算に注意
途中でプログラムを解約・機種を売却する場合、その時点での残債を一括で清算する必要があり、

残価が残るため、追加の支払いが発生するケースがあります。

 

■まとめ

残価設定プランは、「2年程度のサイクルで新しいスマホに機種変更したい」「月々の支払いを抑えたい」という方には大きなメリットがあります。
しかし、「気に入った機種を長く使いたい」「端末をきれいに使うのが苦手」という方にはデメリットになる場合もあります。

プログラムを利用する際は、返却条件や残価の取り扱いをよく理解しておくことが大切です。

キャリア(通信費)と端末代金の契約は別々なので、MNPも可能です。

ですが、ショップによって違約金がかかる可能性もあるので現在の契約しているキャリアに確認をとることが大事です。