来週、1月22日、23日は日銀の政策決定会合が開催されます。
注目は政策金利発表後の植田日銀総裁の会見だと考えています。
■政策金利の変更はあるのか?
今回は政策金利の変更はないと考えています。
前回(12月)に行ったばかりですし、利上げに伴った変動金利の反映も銀行が行っている最中で、
経済に与える影響が見えていない中で、更に利上げをするのはリスクがあると考えています。
■植田日銀総裁の会見について
前回は、利上げをしたにもかかわらず為替は円安方向に進みました。
これは植田日銀総裁の会見がハト派寄りだったこと、また高市首相の積極財政による財政不安が要因と考えています。今回の植田日銀総裁の会見では、タカ派の発言を予想します。
しかし、どうも会見を見ていると植田日銀総裁の自信のなさが見え隠れしている気がします。
■為替介入の可能性
これ以上、円安に進んだ場合は為替介入が現実味を帯びると考えています。
特にベッセント財務長官が韓国のドル高ウォン安に対して発言していること、アメリカの関税政策の判決がまだ出ていないことを考えると日米韓による共同の為替介入の可能性があります。
この場合は一気に円高に進む可能性があります。
というのも、日本が円高ドル安に為替介入をする場合、外国為替準備金(米ドル)が必要になります。
今まで貯蓄した米ドルを市場で円に変えるわけですから、手持ちの米ドルという限界があります。
もし、アメリカが協力した場合は手持ちの米ドルという制限がないため、影響力は大きいです。
とはいえ、アメリカも物価の上昇が続いているため簡単ではないかと思います。
トランプ大統領は製造業の復活を唱えて、ドル安に持っていきたいと考えています。
FRB議長に利下げ圧力をかけたと思えば、最有力と言われているハセット次期FRB議長候補(利下げ支持者)には現職(=議長には選ばない)にとどまって欲しいなど、迷走しています。
為替介入の可能性はトランプ大統領の気分次第となりそうです。
日本単独で為替介入した場合は、一時的に円高に進むでしょうが、同じ水準戻ってくる予想しています。