住宅を購入時の頭金について考えます。
■頭金とは
物件価格のうち、ローンを使わずに自分で用意するお金のことです。
全額を住宅ローンで購入することもできますが、頭金を用意して購入するのをおすすめします。
■頭金を用意するメリット
頭金を多く払うほど、毎月の返済額が減り、住宅ローンの審査も通りやすくなります。
また、フラット35をはじめ、物件に対して借入比率90%を超える場合は金利が高くなる場合が多いです。
■頭金がない場合のデメリット
住宅ローンは銀行が購入した物件に対し「抵当権」を設定します。
物件を売却時、抵当権を解除しなければ購入者が所有権を失う可能性があるため、
基本的に売却できません。
住宅ローンの残債が相場の売却価格より多い場合は、抵当権を解除するためにお金を手出しする必要性が出てきます。
■実際に頭金の有無でどの程度変わるか
物件価格5,000万円、35年ローン、固定金利2%、元利均等返済、ボーナス払いなしの場合
▼全額ローンの場合
毎月16.6万円 総支払額6,957万円
▼頭金500万円の場合
毎月15万円 総支払額6,261万円
▼差額
毎月1.6万円 総支払額696万円
頭金で500万円支払っているので、総支払額が196万円少なくなります。
■まとめ
少なくとも住宅購入時は頭金を1割用意しておきたいです。
毎月の返済額もそうですが、もし家族構成が変化して住み替えを検討する際に持ち家が足を引っ張る可能性もあります。
物価高の今日、頭金0でも将来の物価上昇を見越して今買いたいという方は、
少なくとも「購入後のランニングコスト」を含めた毎月の支払額<現在の家賃になるようにするのがベターだと思います。