問28

下記の〈資料〉に基づくファンドAとファンドBの過去5年間の運用パフォーマンスの比較評価に関する次の記述の空欄(ア)(イ)にあてはまる語句または数値の組合せとして、最も適切なものはどれか。 
 

〈資料〉ファンドAとファンドBの過去5年間の運用パフォーマンス 
・実績収益率の平均値 …ファンドA:4.6% ファンドB:11.0% 
・実績収益率の標準偏差…ファンドA:1.2% ファンドB:4.0% 
 

ファンドの運用パフォーマンスに係る評価指標の1つとして、シャープレシオ
がある。 
無リスク金利を全期間にわたり1.0%とし、

〈資料〉の数値により、ファンドAのシャープレシオの値を算出すると( ア )となる。

同様にファンドBのシャープレシオの値を算出したうえで、

両ファンドの運用パフォーマンスをシャープレシオで比較した場合、

過去5年間は( イ )のほうが効率的に運用されたと判断される。 
 

1) (ア)3.0 (イ)ファンドA 
2) (ア)3.4 (イ)ファンドA 
3) (ア)3.0 (イ)ファンドB 
4) (ア)3.4 (イ)ファンドB 
 

答え:1

■シャープレシオの基本公式
(ファンドの実績収益率 - 無リスク金利) ÷ 実績収益率の標準偏差

▼(ア)

・ファンドAのシャープレシオの計算
(4.6% - 1.0%) ÷ 1.2%
= 3.6% ÷ 1.2% = 3.0
・ファンドBのシャープレシオの計算
(11.0% - 1.0%) ÷ 4.0%
= 10.0% ÷ 4.0% = 2.5

▼(イ)パフォーマンスの比較評価
シャープレシオは、「取ったリスク(標準偏差)に対して、

どれだけの超過リターンを得られたか」を示す指標です。
数値が大きいほどリスクの割に効率よく収益を得られた(運用効率が高い)と判断されます。

ファンドA(3.0)とファンドB(2.5)を比較すると、

ファンドAのほうが数値が高いため、過去5年間はファンドAのほうが効率的に運用されたと判断されます。