問8
下記<資料>の債券の応募者利回り(単利・年率)として、正しいものはどれか。
なお、税金や手数料等は考慮しないこととし、計算結果については小数点以下第3位を四捨五入すること。
<資料>
表面利率:年1.20%
発行価格:額面100円につき100.50円
償還期限:5年
1. 1.09%
2. 1.10%
3. 1.19%
答え:1
新しく発行される債券を満期まで保有したときの利回りを「応募者利回り」と呼び、以下の手順で計算します。
債券の利回りは、「1年間にもらえる利息」と「1年あたりの値上がり・値下がり損益」の合計が、
投資金額(発行価格)に対して何%になるかを求めるものです。
① 1年あたりの償還損益(値下がり損)を計算
100.50円で購入したものが、5年後の満期には100円になって戻ってくるため、全体で0.50円の値下がり損が発生します。
これを1年あたりに直します。
(100円 - 100.50円) ÷ 5年 = -0.10円
② 1年間の総合収益を計算毎年の利息(表面利率 1.20円)から、①の損益を差し引きます。
1.20円 + (-0.10円) = 1.10円
③ 投資金額(発行価格)に対する割合(利回り)を計算
1年間の収益(1.10円)を、投資した金額である発行価格(100.50円)で割り、パーセントに直します。
1.10円 ÷ 100.50円 × 100 = 1.09452…%
④ 小数点以下第3位を四捨五入小数点以下第3位(0.004…)を四捨五入するため、1.09% となります。
したがって、選択肢1が正解となります。