問41

表面利率(クーポンレート)2%、残存期間5年の固定利付債券を額面100円当たり104円で購入した場合の

最終利回り(年率・単利)は、()である。

なお、税金等は考慮しないものとし、計算結果は表示単位の小数点以下第3位を四捨五入している。 
 

1) 1.15% 
2) 1.20% 
3) 1.25% 

 

答え:1

最終利回り(単利・年率)は、購入した債券を償還(満期)まで保有した場合の1年あたりの総合収益率を表す指標です。

計算式は以下の通りとなります。

最終利回り(%)= 表面利率+{(償還価格 -購入価格)÷残存期間}÷購入価格×100

この式に問題の数値を当てはめます(債券の償還価格は原則として額面「100円」となります)。

問題文の指示通り、小数点以下第3位を四捨五入するため、1.15%となります。したがって、選択肢1が適切です。

 

問42

下記の〈X社のデータ〉に基づいて計算したX社の配当性向は( ① )、配当利回りは( ② )である。

 
〈X社のデータ〉 
株 価 : 2,000円 
1株当たり年間配当金 :40円 
1株当たり純利益 :100円 
1株当たり純資産 :1,000円 
 

1) ① 10%   ② 20% 
2) ① 20%   ② 10% 
3) ① 40%   ② 2% 
 

答え:3

それぞれの公式にデータを当てはめて計算します。
① 配当性向(%) = 1株当たり年間配当金 ÷ 1株当たり純利益 × 100
計算: 40円 ÷ 100円 × 100 = 40%
② 配当利回り(%) = 1株当たり年間配原金 ÷ 株価 × 100
計算: 40円 ÷ 2,000円 × 100 = 2%
よって、①が40%、②が2%となる「選択肢3」が適切です。

 

問43

ポートフォリオの期待収益率は、組み入れた各資産の期待収益率を組入比率で加重平
均した値( ① )、ポートフォリオのリスク(標準偏差)は、ポートフォリオに組み入
れた各資産のリスク(標準偏差)を組入比率で加重平均した値( ② )。 


1) ① よりも大きくなり   ② と等しくなる 
2) ① となり   ② と等しくなる 
3) ① となり   ② 以下となる 
 

答え:3

 ① 期待収益率(リターン):
ポートフォリオの期待収益率は、組み入れた各資産の期待収益率を、それぞれの組入比率で掛け合わせて足した値(=加重平均した値)そのものになります。
② リスク(標準偏差):
ポートフォリオのリスクは、資産同士が全く同じ値動きをしない限り(相関係数が1でない限り)、それぞれの資産のリスクを加重平均した値「以下」に抑えられます。これを「分散投資の効果(リスク低減効果)」と呼びます。
したがって、①に「となり」、②に「以下となる」が入る「選択肢3」が適切です。

 

問44

NISAの「成長投資枠」や「つみたて投資枠」を利用して購入した株式投資信託等の非課税保有期間は、()である。

 
1) 最長で5年間 
2) 最長で20年間 
3) 無期限(制限なし)

 

答え:3

2024年以降の新しいNISA制度における非課税保有期間に関する問題です。
新NISAでは、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」のどちらを利用して購入した商品であっても、非課税で保有できる期間はすべて「無期限(制限なし)」となりました。
選択肢1の「5年間」は旧一般NISA、選択肢2の「20年間」は旧つみたてNISAのルールであり、新制度ではこれらの期間制限が完全に撤廃されています。したがって、選択肢3が適切です。

 

問45

預金保険制度により全額が保護される決済用預金とは、「( ① )、預金者が払戻しをいつでも請求できる、( ② )を提供できる」という3つの要件を満たす預金である。 
 

1) ① 無利息   ② 決済サービス 
2) ① 無担保   ② 自動受取サービス 
3) ① 無利息   ② 自動送金サービス 

 

答え:1

預金保険制度(ペイオフ)において、万が一金融機関が破綻した場合でも「全額」が保護される「決済用預金」の定義に関する問題です。
決済用預金と認められるためには、次の3つの要件をすべて満たす必要があります。
・無利息(利息が付かないこと)
・要求払い(預金者が払戻しをいつでも請求できること)
・決済サービスを提供できること(引落しや振込などの決済口座として使用できること)
具体的な口座としては「当座預金」や、利息の付かない「利息がゼロの普通預金(決済用普通預金)」などがこれに該当します。したがって、①に無利息、②に決済サービスが入る「選択肢1」が適切です。