今回は「FX(外国為替証拠金取引)」について考えます。
■FXとは
異なる2つの国の通貨を売買して、その為替差益(為替レートの変動による利益)を狙う取引のことです。
例えば、1ドル=140円の時にドルを買い、1ドル=150円になった時に売れば、その差額が利益になります。
■FXの特徴
▼レバレッジ
証拠金として預けたお金の最大25倍(日本の個人の場合)の金額を取引できます。
少ない資金で大きな金額を動かせる反面、予測が外れた時の損失も大きくなるハイリスク・ハイリターンな側面があります。
▼24時間取引が可能
土日を除き、世界中のどこかの市場が常に開いているため、深夜や早朝でもリアルタイムで取引ができます。
▼「売り」からも入れる
「これから価格が上がる」と予想して買うだけでなく、
「これから下がる」と予想して高い時に売り、安くなった時に買い戻すことで利益を出すことも可能です。
▼ スワップポイント(金利差調整分)
2国間の通貨の金利差から生じる利益です。
低金利の通貨を売って高金利の通貨を買うと、その差額分を毎日受け取ることができます。
逆に、金利差を支払わなければならない場合もあります。
■安全性
▼元本保証なし
為替レートの変動により、投資した資金が減る、あるいは証拠金以上の損失が発生するリスクがあります。
▼信託保全
国内のFX業者を利用する場合、ユーザーの資産は業者の資産とは別に信託銀行などで管理することが義務付けられています。
万が一業者が破綻しても、預けている資産は原則として返還されるため、制度的な安全性は確保されています。
▼レバレッジのリスク
自分の資金以上の取引ができるため、管理を誤ると一瞬で資産を失うリスク(ロスカット)があります。
■流動性
▼巨大な市場規模
1日の取引額は数兆ドルにのぼり、株式市場などと比較しても圧倒的です。
▼即時決済
買い手と売り手が常に無数に存在するため、
主要通貨(ドル、ユーロ、円など)であれば、基本的には「売りたい時に売り、買いたい時に買う」ことが瞬時に可能です。
▼24時間取引
平日は世界中の市場がリレー形式で開いているため、時間的な制約がほとんどありません。
■収益性
▼為替差益
通貨の価格変動を利用して利益を得ます。円安でも円高でも利益を狙えるのが特徴です。
▼レバレッジ効果
最大25倍(個人口座の場合)の取引ができるため、数パーセントの為替変動でも、
投資元本に対して数十パーセントの利益を生むことが可能です。
▼スワップポイント
低金利通貨を売り、高金利通貨を買うことで、金利差調整分を毎日受け取ることができます。
中長期的なインカムゲインとしての側面もあります。